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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">映画「電車男」(2005)</span>


映画「電車男」予告篇
 

 
インターネットの掲示板から生まれたベストセラーの映画化。
2005年に大ブームを巻き起こしたラブストーリー。映画は興収37億円だったという。
いつか見てみたいと思っていた映画で、NHK BSプレミアムできょう放送されたので見た。よくできた純愛ラブストーリーだ。
 

近年「闇金ウシジマくん」などでこわもての闇金業者の役柄でインパクトがあった山田孝之の本格主演デビュー作となったのが「電車男」(2005)だった。
 
山田孝之は、実年齢22歳で、不器用でもてないオタク青年の電車男を演じた。いつも人と目を合わせず下を向いて歩いているような、自分に自信もなくおどおどしているような性格だが、パソコンや映画などには詳しい。
 
パソコンの説明や、映画「マトリックス」などの説明になると、がぜん生き生きとして話が止まらない。
 

その電車男山田孝之)が、酔っぱらいにからまれた女性(中谷美紀)を助けたことから、思いもよらなかったラブストーリーが展開される。
 
その女性は、助けてもらったお礼にエルメスティーカップを宅配便で送ってきたのだが、どうしていいか分からない。本当は彼女(ネットでは、エルメスと呼ばれる)をデートに誘いたいのに・・・。
 
そんな電車男にアドバイスしてくれたのはネット仲間。
彼氏にふられた看護師や仕事に追われるサラリーマンらの励ましを得て、電車男エルメスとの距離を縮めていく。
 

 
映画が公開された当時は、パソコンの斬新だった文字表現も「キター」といった言い回しも、今や当たり前となっていて、時代のスピードの速さを感じさせる。ストーリーは、恋愛映画の王道の骨格を備えている。
 
ネットで応援する仲間たち(もちろん顔も名前も知らない)数人の同時に書き込まれるメッセージに励まされ、行動を起こす電車男
 
掲示板の仲間たちは真剣なアドバイスと励ましで応え、その恋の行方を温かく見守る。そんな仲間の応援を背に、電車男は少しずつ前へと進んでいく・・・。
 
電車男が、勇気を奮い起こして、エルメスに思いのたけを伝えるシーンは、相手にもそれが十分伝わり、「私もずっと一緒にいたい」となる奇跡を生む。歯がゆかった電車男の告白も、山田孝之の熱演が光るが、それにも増して、中谷美紀が素晴らしい。
 
電車の中で、乗客に絡む酔っ払いに大杉漣
応援するネット仲間たちには、何と木村多江佐々木蔵之介瑛太国仲涼子など。
 
現在人気となっている俳優、女優の過去の作品などを見るのも面白い。
 
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