映画「山形スクリーム」予告編
「シャイニング」のパロディのつもりか(笑)。
タイトルだけは知っていたが、出演俳優・女優で、マイコ、桐谷美玲、由紀さおりのほか、曲者役者といったらいいのか強烈な個性派俳優の生瀬勝久、沢村一樹、温水洋一、石橋蓮司、監督・主演の竹中直人などが名を連ねていたので、軽いコメディ映画だと思ってみてみた。
監督・主演の竹中直人のいつもの、ぶっ飛んだ”怪演”ぶりだけは、相変わらず目立つが、映画としては、ついていけなかった。
落ち武者が登場したり、ハチャメチャなゾンビもどき映画だったので、がっかりした「残念」な映画だった。同じ落ち武者映画でも「ステキな金縛り」のような面白い映画もあったが。
歴史研究会の合宿で訪れた山形県の奥深くにある御釈ヶ部村(おしゃかべむら・架空の村)を訪れた女子高生達が、リゾート開発のために壊された村の祠から蘇った平家の亡霊・葛貫忠経とその部下達の復讐劇に巻き込まれるというストーリー。
一部、死者が蘇るなどのホラー、ゾンビ的映像が多く、好みが分かれる映画だろう。
今旬な女優も多いが、映画出演は、脚本をよく検討して、出演も選んだほうがいいかもしれない。あまり女優が生かされていなかったようだ。マイコは気になる女優の一人で、最後にはゾンビになったのは驚いたが…笑。
由紀さおりが認知症のおばあさん役。突然、かつて左卜全が歌ってヒットした「老人と子供のポルカ」を歌いだすと、ゾンビが、顔が膨れて爆発して消えるというばかばかしさ。そこにカニが現れて。歌は「やめてけれ、やめてけれ、やめてけれ、ゲバゲバ~♪」というもので、ゾンビ、落ち武者を一網打尽にするには、村の拡声器によっる放送がいいと、実行することになるのだが・・・。
成海璃子の携帯電話は、父親から電話がある着信音が「お父さんだよ、お父さんだよ~」と出るまで言い続ける、これもばかばかしい。
全編、竹中直人のお遊び感覚。 つき合わされる観客は、シラケるしかない(笑)。
出演者:
岡垣内美香代/光笛:成海璃子
葛貫忠経:沢村一樹
勝海子:マイコ
山崎田内左衛門/今ラブイズオーバー薔薇男:竹中直人
鏑木宙子:桐谷美玲
敏酒圭:紗綾
波来前胸恵:波瑠
岡垣内今朝明:岩松了
鹿島津:赤井英和
津留子:荻野目慶子
蝦蟇且茂治郎:生瀬勝久
与藻須賀トメコ:由紀さおり
コンビニ店員・雫石:三浦春馬(友情出演)
かなりの豪華俳優・女優だが、ストーリーが面白くないことから、見ていて、途中から飽きてしまった。酷評は、極力避けてきたが、温泉のお湯につかるマイコ以外は?(笑)ほとんどとりえのない映画だった。
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