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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">映画「プレイヤー」(2012)</span>


 
 
プレイヤー」(原題:LES INFIDELES/THE PLAYERS、2012) は「アーティスト
(2011)でアカデミー賞主演男優賞を獲得したジャン・デュジャルダン監督(複数の監督の一人)、主演製作脚本を務めている。
 

9話からなるオムニバス仕立てのラブコメディーといえば
聞こえはいいが、相当に、下品で、目を覆いくなるような?シーンが多いDVDでは、”絶対に一人で”見ることを勧める(笑)。
 
デュジャルダンが演じるさまざまな男たちが、浮気に奔走した果てにとんでもない事態に陥ってしまう姿をユーモアとお色気たっぷりに映し出す。
 
あらすじ: お互いに妻がいるのにもかかわらず、夜のパリに繰り出してはナンパに明け暮れているフレッド(ジャン・デュジャルダン)とグレッグ(ジル・ルルーシュ)の悪友コンビ。
 
クラブで出会ったブロンド美女たちを口説き、見事、ベッドインまで持ち込んだ彼らは、その勢いでラスベガスへの遠征浮気計画を思いつく。それぞれの妻をうまく説得してラスベガスに降り立たった二人は、さっそくコールガールとベッドに向かうが・・・。
 
あくまでも、しらばっくれる夫たちだが、妻のほうは、短気で、愛想が尽きた、出て行けという強硬派もいれば、いかにも理解を示すようなそぶりで、「すべて言ってしまいなさい。」という誘導尋問で、その手に乗って調子づくと、とんでもないしっぺ返しとともに、「私も同様(浮気していた)」というからすさまじい。
 
あの無声映画「アーティスト」のジャン・デュジャルダンが次に出演したのがこの映画だが、イメージを覆そうとしたらしいが、とんでもないジゴロのような役。
 
男二人で、ラスベガスまで繰り出して、酒池肉林のはずだったが、最後には、この二人の男、フレッドとクレッグがカップルになってしまい、ゲイ・コンビとして、ラスベガスで人気者になってしまうというオチが付いていた!
 
この二人のコンビ、おバカ・コンビという点では、往年の名作「おかしな二人」のコンビに通じるかもしれない。
 

 
浮気癖を直したい男たちを専門にカウンセリングする女性が出てくるが、このエピソードが一番面白かった。10人くらい集まってきたのだが、全員に「妻が一番です。一夫一婦制で行きます♪」などという歌をコーラスで歌わせるのである。
 

 
フランスでは、艶笑喜劇というのは大うけのようで大ヒットしたようだが、日本ではどうか。あまりお勧めはできないという”お下劣”のたぐいの映画だった(笑)。
 
痛烈な風刺コメディととらえれば、見て損はないかも。
 
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