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<span itemprop="headline">TV「東野圭吾 ミステリーズ」(第4話)</span>

 
毎週木曜日夜10時放送「東野圭吾 ミステリーズ」第4話は、「レイコと玲子~容疑者は多重人格少女!一体どちらが本物か」 だった。

 

 
浅野葉子(観月ありさ)は少年犯罪を専門とする弁護士。この日も殺人を犯した少年の更正を促す判決を勝ち取った。しかし、少年とは言え、殺人犯への風当たりは冷たい。記者会見でも葉子の弁護にマスコミの批判が集中する。それでも葉子は自らの信念を貫き通した。

会見後、マンションに帰った葉子は駐車場の片隅に少女(大野いとがすごい!)を発見して声をかける。だが、少女は葉子の問いかけに返事をしない。業を煮やした葉子が少し声を荒らげると、やっと少女が言葉を発する。少女は返事をしない・・・のではなく、記憶を失っているため「出来なかった」のだ。

そんな少女を深夜に放り出すわけにもいかず、葉子は自室に招き入れた。そして、葉子は少女の持ち物にREIKOと書かれているのを見つける。どうやらレイコという名のようだが、少女の記憶は深い闇に包まれていた。

その夜、葉子のマンションがある地域を管轄する警察は、慌ただしく動いていた。降りしきる雨の中、前村哲也(川井つと)という男が殺害されたのだ。捜査に当たった今西警部補(平田満)のもとに、殺害推定時刻の現場に若い女がいたという目撃情報が寄せられる。(余談だが、今西警部って「砂の器」の丹波刑事と同じではないか!)

翌朝、葉子はレイコの淡い記憶を頼りにマンションまでの足取りを検証。すると、捜査に当たる警官の姿が・・・。彼らが携えている似顔絵はレイコに似ている。葉子は、恋人で心理カウンセラーの藤川真一(吉田栄作)に助けを求めた(HPより)。
 
殺人を犯しても、精神的に異常をきたしていたとか、物事の判断できないような特別な病気だったという理由で、無罪や刑の軽減があるが、このドラマも、弁護士の力で、無罪を勝ち取ったのだが・・・。実は・・・というどんでん返しがあった。
 

救いようのないドラマだったが、多重人格者を演じた大野いとという若手女優は、1995年7月2日生まれで、今月で17歳になったばかり。このドラマでの形相、不良少女っぷりは半端ではなかった。演技にのめり込むあまり、表現がオーバー気味になると、芝居がクサくなることがあるが”紙一重”だったが、凄まじかった。
 
大野いとは映画「愛と誠」で、不良女子高グループの影の女親分役だったが、クールに演じていたので、逆に凄みがあった。テレビドラマの方は、より動物的で、圧迫するような迫力で迫っていた。将来が楽しみな女優の一人だ。
 
このドラマは、一話完結だが、番組の前後に、説明・案内役として中井貴一が登場する。「私が殺されています。私がいうのだから間違いない」というセリフ。その本人の姿は、ほかの人には見えない、透明人間のような存在だ。この毎回の「解説」が続いているが、本編の事件とどのように結びついていくのか・・・。
 
毎回、登場する俳優・女優が異なるのも見所。
次回だったか、長澤まさみが登場するのは・・・。
昨年の「モテキ」以来、ひと皮むけた小悪魔的キャラとキュートさを見直した。
 
今のところ、「トッカン 特別国税徴収官」とともに、継続して見ているドラマだが・・・。飽きてリタイヤ、というのであれば、こちら(ミステリーズ)が先になりそうだ(笑)。当たり外れがありそうな予感がする。
 
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