日本映画界の貴重な名女優であり演技派女優の重鎮ともいえる樹木希林が15日に都内の自宅で亡くなったことが16日、分かった。75歳だった。最期は家族に看取られながら息を引き取った。
5年前に全身のがんであることを明かしていたが、手術などはせず、ガンを笑いにも変えるほど元気だったが、先月13日には左大腿骨を骨折し入院中だったことも響いたのか。言うまでもなく、夫はロックミュージシャン・内田裕也(78)、長女・内田也哉子(42)の夫は俳優本木雅弘(52)。
1961年に文学座付属演劇研究所に入り「悠木千帆」名義で女優活動をスタート。
5年前に全身のがんであることを明かしていたが、手術などはせず、ガンを笑いにも変えるほど元気だったが、先月13日には左大腿骨を骨折し入院中だったことも響いたのか。言うまでもなく、夫はロックミュージシャン・内田裕也(78)、長女・内田也哉子(42)の夫は俳優本木雅弘(52)。
1961年に文学座付属演劇研究所に入り「悠木千帆」名義で女優活動をスタート。
映画「万引き家族」
CMでは「富士フィルム」のCMなどがインパクトがあった。「美しい人はより美しく」と岸本加世子が言うと、樹木希林が「そうでない人は?」と問いかける。すると「そうでない人はそれなりに」というのが受けた。「それなりに、ね」ととぼける樹木希林だった。
惜しい女優をなくしてしまい、日本映画界の大きな損失となってしまった。
2年前の「宝島社」の広告で「死ぬときぐらい好きにさせてよ」というのがあった。
死に対する恐怖などはなく、樹木希林の死生観を示しているようだ。
ユーモアも交えて「しぶとい 婆婆 です」と書いていたのが、いかにも樹木希林。
最後まで、樹木希林として限界まで生き抜いたような気がする。
ご冥福を祈ります。
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