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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">映画「オー!」(1968):J.P.ベルモンドも人気はあったが・・・。</span>


映画「オー!」( "HO!")音楽
 
 

「オー!」
(1968
)は、「冒険者たち」のロベール・
アンリコ監督作品
 
ジュリアンさんの映画音楽記事で、ベルモンドを紹介していたので、便乗した記事。フランス語だから、「H」は発音しないので「オー」だ。「Hotel」も「オテル」だった(笑)。Hitachi(日立)はどう発音するのか、当時気になった。(イタチでは・・・まずい?)。
 
主演は、フランスでは、アラン・ドロンと人気を二分したといわれるジャン・ポール・ベルモンド。ただ日本では、圧倒的に二枚目のドロンの人気が高かったようだ。どうもあの、少々間が抜けたような?(笑)ルックスがいまいちで、愛嬌がありそうな顔だが、映画はずいぶんとみたが、ドロンほどのインパクトはなかった。
 
「オー」というのはこの物語の主人公(J.P. ベルモンド)の通称。元レーサーだったが、今ではしがないチンピラ強盗で、それも運転役専門。ほとんどあごでこき使われている人間。そんな男だが一人になると鏡をみて、銃を構えてみたりして(のちの「タクシー・ドライバー」でもあったが)、いくらかっこつけても、素材がね、でサマにならないところが、また哀愁を呼ぶ?。

そんなオーが背伸びして付き合っているのがモデルのジョアンナ・シムカス。(J.シムカスといえば、アラン・ドロン、リノ・バンチュラ共演の「冒険者たち」が圧倒的によかった)。オーは、警察に捕まってから、新聞でシムカスの素性を知る。脱獄したオーは、徐々にのし上がっていくが、結局は同業者にねらわれる羽目になり、ジョアンナ・シムカスを呼び出してなんとか逃走しようとするが・・・。
 
「オー!」は、ベルモンドのB級作品(A級は「気狂いピエロ」「勝手にしやがれ」など?)。
 
ベルモンドといえば、「気狂いピエロ」。
顔を青く塗りたくり、ダイナマイトを体に巻きつけたりインパクトがあった。
 
ラ・スクムーン」では、”死神”(ラ・スクムーン)と呼ばれた男の痛快アクション映画。
   (2度も取り上げている)
 
カトマンズの男」も印象に残る。「ボルサリーノ」では、ドロンと共演して、ギャングを演じた。映画から遠ざかって久しいようだが、現在79歳で健在のようだ。
 
J.P.ベルモンドの主な演作品
ハーフ・ア・チャンス(1998)
リュミエールの子供たち(1995)
百一夜「俳優たち」(1994)
ライオンと呼ばれた男(1988)
ソフィー・マルソー 恋にくちづけ(1984)
パリ警視J(1984)
警部(1978)
追悼のメロディ(1977)
ムッシュとマドモアゼル(1977)
危険を買う男(1976)
ジャン・ポール・ベルモンドの恐怖に襲われた街(1975)
おかしなおかしな大冒険(1974)
薔薇のスタビスキー(1974)
相続人(1973)
ラ・スクムーン(1972)
J-P・ベルモンドの交換結婚(1972)
華麗なる大泥棒(1971)
コニャックの男(1971)
ボルサリーノ(1970)
あの愛をふたたび(1970)
大頭脳(1969)
暗くなるまでこの恋を(1969)
オー!(1968)
パリの大泥棒(1967)
タヒチの男(1966)
冬の猿(1966)
カトマンズの男(1965)
太陽の下の10万ドル(1964)
黄金の男(1964)
ある晴れた朝突然に(1964)
リオの男(1963)
いぬ(1963)
波止場(1963)
バナナの皮(1963)
史上最大の喜劇 地上最笑の作戦(1962)
素晴らしき恋人たち(1961)
女は女である(1961)
勝負をつけろ(1961)
大盗賊(1961)
墓場なき野郎ども(1960)
フランス女性と恋愛(1960)
二重の鍵(1959)
黙って抱いて(1958)
 
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