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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">「運命の人」(第4話)</span>

1月から始まった新ドラマでは、早くも脱落したドラマが多いなか、「最後から二番目の恋」と「運命の人」だけは、見続けている。「ストロベリーナイト」も(竹内結子なので。笑)なんとか、追っかけて・・・。
 
運命の人」(第4話)「暴かれた関係」では、警察・検察側の「隠し玉」が、ついに明らかになった・・・。

参考人として出頭した弓成(本木雅弘)は、そのまま逮捕され、由里子(松たか子)が帰りを待つ自宅にまで家宅捜索が入る。「国家公務員法違反」という罪名 に納得できない弓成は、事件についての供述を拒む。
 
司(松重豊)らは、弓成の逮捕を国家権力による不当な弾圧だとして「国民の知る権利」キャンペーンを 大々的に展開する。一方、昭子(真木よう子)は取り調べで弓成をかばっていたが、弁護士・坂元(吹越満)の言葉「敵は、国家・検察ではなく弓成ですよ」に心が揺れ動く・・・。
 
数日で拘留から解放され自由の身になった弓成は、会見などで、佐橋総理の密約を改めて強調するが、弓成を意外と速く釈放した裏には、「爆弾」が用意されていた。
 
検察側の発表があった。
弓成記者は、外務省の三木昭子と「”ひそかに情を通じ”・・・・・」だった!
 
これには、新聞社はもとより、これまで弓成を信じ、支えてきた妻・由里子も、大きな動揺を覚えた。
 
ホテルでの密会、そのホテルのマッチが所持品からでてきては・・・。
 
このドラマには、山崎豊子8年間の取材を要したという、骨太のドラマ。
そう簡単な、単純な行方にはならないと思うが、早くも山場の一つを迎えたことは確かなようだ。
 
それにしても、さかのぼる第3話の小平(柄本明)の弓成に対して発したひと言は、強烈だった。「おまえは二流どころか、三流記者だ!」。この三流記者という、言葉にしてしまうと簡単だが、その響きと迫力は、聞いているこちらが、震え上がるほどの迫力で、3歩くらい後ろに吹っ飛びそうになった(笑)。名脇役の存在がこの映画の見所でもある。
 
 
次回も気になる。