日活アクション映画でヒーローのライバルや相棒などを演じ、テレビドラマでも活躍した俳優の二谷英明さんが7日、肺炎のため亡くなった。81歳。
京都府生まれ。長崎放送アナウンサーを経て1956年、日活第3期ニューフェースとして「沖縄の民」でデビュー。翌年「浮草の宿」では主役に抜てきされた。その後は「赤い波止場」「やくざの詩」など石原裕次郎、小林旭の主演映画では相手役として出演し、存在感を発揮した。
1971年、日活を退社してテレビに活動の主軸を移した。
二谷英明といえば、日活のアクション映画のヒーローの一人。
銀髪で、落ち着きがあり、役柄は、会社の上司、組織の幹部など重厚な役が多かった。
友里恵が郷ひろみと結婚したときは、「郷くん」などと語りかけていたのが印象に残る。
「ミタ」では、白川が、「結構、お歳になったな(笑)」と思い、そういえば「二谷英明」はどうしただろうと思うこともあった。
ご冥福を祈ります。