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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">映画「アンフェア The Movie」(2007)</span>


 
野球などのスポーツでは、フェアプレイ(公正な競技)求められる。
「アンフェア The Movie」(2007)のアンフェア(フェアでない)とは、一体何だったのか。
 
「アンフェア」は、数年前にテレビ・ドラマがあり、「アンフェア The Movie」として映画化(2007年)され、昨日からその続編「アンフェア The Answer」が公開されている。シリーズものの常套文句である「すべての謎が明らかになる」・・・。
 
「アンフェア The Movie」が、土曜プレミアムとして、放送されていた(劇場でないので、見たうちには入らないが)ので、みたら、引き込まれた。
 
1994年に21歳で、歌手として「恋(いと)しさと せつなさと 心強さと」を大ヒットさせた篠原涼子の当たり役の一つとなった、強い刑事役。
 
篠原は、男勝りのキャリア・ウーマンや強い刑事役が似あう。
 
ハケンの品格」では、ハケン社員であり、一般社員からは、自給で働く、取り替え部品のように扱われるが、社員がさまざまな業務で往生しているときに、女子ハケン社員が、ブルドーザーの操縦など20以上もの専門の資格を取得して、テキパキと難局を乗り越えて行くが、あくまでもパートであり「残業代」として請求するというもの。

かなりクールで、周りの見方も変わっていくところが面白い。
そこに、会社の役職者(課長)のパンチパーマの大泉洋がからむ、ドタバタのラブコメ要素があって見どころがあった。
 
「アンフェア」では、バツイチで、自分の子供(少女)が事件に巻き込まれ、助けるべく、テロ・グループに乗り込んでいくが・・・。
 
テロリストは、なんとかつて警察に勤務していた元・警察官。
警察内部の不正(アンフェア)をただす為に、上層部に訴え続けるが、逆に犯罪扱いで8年間も服役。警察庁の長官誘拐を引き換えに、警察の隠し金80億円を要求するが、これは、自分を陥れた警察上層部への復讐だった。
 
映画の面白さは、警察内部に内通者いて、逐一テロ対策の行動が相手に伝わっていること。いったい誰が、内通者なのか・・・予断を許さぬ展開で、どんでん返しもあり、スリリングだった。
 
ラスト・シーンも余韻を残している。
 
俳優がいい。
主な出演:
椎名詰平

☆☆☆