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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">1973年の世相:映画(007新ボンド登場)、TV、ベストセラー、流行語・・・。</span>


「007 死ぬのは奴らだ」(1973)ロジャー・ムーア・ボンド初登場
 
1973年という年は、こじつけると、今年(2011年)とよく似ている。
 
今年は、「3.11」の震災が起こり、電力不足の事態を招き、夏にかけては「省エネ」が、とくに求められている。
 
1973年の流行語の一つが「省エネ」だった。
オイル・ショックを受け、石油ショックから、「トイレット・ペーパー」の買い占めが社会問題となった。都内などでは、節電のために、夜間などの「広告」ネオンの照明が消えた。電機メーカー各社が節電のためにネオンを消したのだった。
 
「ディスカバー・ジャパン」「ちょっとだけよ」「同棲」「あんたも好きねぇ」「いま、なんどきですか」などの言葉がはやった。流行歌では、「神田川」「私の彼は左きき」「てんとう虫のサンバ」「あなた」などが歌われた。

 
映画では、007シリーズで、ロジャー・ムーアが新ボンド役で登場した。「007 死ぬのは奴らだ」だった。ポール・マッカートニーがテーマ曲を歌っていた。
 
洋画では、パニック・アドベンチャー映画「ポセイドン・アドベンチャー」や、スティーブン・ス
ピルバーグ監督のデビュー作「激突!」が人気を博した。凶器となったトラックの恐怖感は強烈だった!
 
スポーツでは、巨人が史上初の9連覇を達成した。
 
日本の首相は、田中角栄米大統領は、リチャード・ニクソンだった。角栄は、ロッキード事件で、ニクソンは、ウオーターゲイト事件で、それぞれ失脚したのは、偶然か?(爆)
 
邦画で、革命的なヤクザ映画が日本映画界を席巻した。仁義なき戦い」シリーズの第1作の登場だ。
 
TVでは「刑事コロンボ」「子連れ狼」などが登場。ベストセラーでは「日本沈没」(小松左京)「華麗なる一族」(山崎豊子)などがあった。共に映画化されヒットした。
 
fpdさんがはじめて一人で都会暮らしを始めた年で、6畳一間・台所付き・風呂なしの下宿代が「15,000円」だった。ちなみに、初任給は、手取りで「56,000円だった(笑)。