1960年代、70年代は少し古いので、1980年ごろの印象に残る歌を拾うと・・・。
1978年「日本レコード大賞」新人賞を受賞した曲が
渡辺真知子の「かもめが飛んだ日」。
渡辺真知子は、小柄でぽっちゃりタイプだが、えくぼがかわいかった(笑)。
一生懸命歌う姿がいい。
「異邦人」(1979、久保田早紀)は、異国情緒を感じさせる、ターバンでも巻いた人の姿を思い出させるような曲で好きだった。
「異邦人」の歌詞:
(1)子供たちが空に向かい
両手をひろげ
鳥や雲や夢までも
つかもうとしている
その姿は 昨日までの何も知ら ない私
あなたに この指が届くと 信じてた
空と大地が 触れ合う彼方
過去からの旅人を 呼んでいる道
あなたにとって私 ただの通りすがり
ちょっと振り向いてみただけの 異邦人
(2) 市場へ行く人の波に
身体(カラダ)を預け
石畳の街角を
ゆらゆらとさまよう
祈りの声 ひずめの音 歌うようなざ わめき
私を置き去りに 過ぎてゆく白い朝
時間旅行が 心の傷を
なぜかしら埋めてゆく 不思議な道
サヨナラだけの手紙 迷い続けて書き
あとは哀しみをもてあます 異邦人
あとは哀しみをもてあます 異邦人
映画「異邦人」は、曲とは関係ないが、マルチェロ・マストロヤンニ主演で、銃で殺人を犯しながら、動機が「太陽がまぶしかった」からだった。