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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">映画「ホノカアボーイ」(2009)、なにもないゆったり映画!?(笑)</span>

 

まったく出演俳優の予備知識なく「ホノカアボーイ」を見た。
映画は、2009年の公開。
 
スポーツカーに乗った若い二人。
あれ、一人は、蒼井優!(そうえいば、蒼井優
大ファンのひろちゃんが、ホノカアボーイ」に蒼井優が出ているというのを書いていたことがあるような?笑)
 
おお、これは拾いもの。
 
・・・と思ったのもつかの間、最初の3,4分、映画に登場しただけで、蒼井優は、映画には一切出てこない。
 
登場時間は少ない蒼井だが、恋人に対する不満やふてくされ演技はさすが。
この3分のシーン
が無かったら、この映画は、これまで見た映画の最下位ベスト10に入るところだった(笑)。蒼井優の登場シーンで、100位くらいランクアップした。
 
映画のはじめに、文字が出る。
 
「人は、誰かに出会うために生きている。
 らしい。」

 
そもそも、ホノカアって何だ?と思って見ていると、映画館の名前が「HONOKAA Peoples Theater」とあった。映画館の名前の一部だった。ホノカアというのは、舞台となっているハワイの地名のことだ。


 
映画の中で、あいさつが「アロハ、アロハ!」だった。
 
映画の感想、一言。
 
これだけの一枚看板の役者を使っていながら、ほとんど生かされていなかったのが残念。映画は、「かもめ食堂「めがね」などのようなゆったり映画をねらったのか、
近いようで遠い。最初の30分くらいは、セリフも音も音楽もほとんどなく、劇場だったら、静まり返って、咳もできないだろう(笑)。
 
主な出演陣は以下の通り。

ネコのえさしか作らないような、人との交流のほとんどない変わった日系人おばあちゃん、ビーに
倍賞千恵子。主役の青年、レオに「告白」で、空気が読めないと生徒たちからバカにされる若き教師ウエルテルを演じた岡田将生(この映画が初主演)
 
その恋人役に蒼井優。岡田と蒼井は、このあと2010年「雷桜」でも共演している。映画館の女主人で食いしん坊のエデリに松坂慶子
87歳にしてエロ本を欲しがる日系老人のコイチ
 
蛇足ながら、先日亡くなった喜味こいしの写真を探していたときに見た、ひげを生やした老人の写真はこの映画からだった(笑)。 
 
いつも変な髪形に仕上げてくれるバーバーのみずえ
かしまし娘3人組の正司照枝)。オーガニックフード店の美しい看板娘マライア(長谷川潤)。このマライヤという女性は、健康的で、ちょっとクラウディア・カルディナーレの日本版のようで魅力的(笑)。アメリカ生まれで、父が北欧系。それで
外人っぽい雰囲気がいい。    
 
そのほか、この映画館のパンがおいしい
と旅行ガイドブック片手に、「わざわざ日本からやってきた」という旅行客に、なんと深津絵里。出演時間、わずか3分。
 
もっとも、ビーがテレビを縦において、ソファーで寝そべってテレビを見るシーンがあるが、そのドラマの中で、深津(ふかっちゃん)が出ていた!
 
原作は、一人の日本人青年がハワイ島の小さな村ホノカアの映画館で映写技師見習いとして過ごした日々を綴った同名エッセイ。監督はこれが長編デビューとなるCMディレクターの真田敦。


ワイ島の北にある町、ホノカア。
 
世間から忘れられたこの町では、月に虹がかかるとき、願いが叶うと言われていた。大学生のレオ(岡田将生)は失恋のショックから、逃げるように日本を離れてこの町を訪れる。
 
そして、ひょんなことか
ら映画館の映写技師として働くことに。彼が初めてこの町にやってきたのは半年前。
 
見た者に最高の祝福をくれると言われる伝説の月の虹=ムーンボーを探して、恋人と一緒にハワイ島へ。だが、ムーンボーには出会えず、道に迷って辿り着いた町がホノカアだった。
 
不思議な魅力に吸い寄せられるように再びやってきたこの町でレオが出会ったのは、風変わりだけど心優しい人たち。映画館の女主人エデリ(松坂慶子)。日系老人のコイチ(喜味こいし)。バーバーのみずえ(正司照枝)。オーガニックフード店のマライア(長谷川潤)・・・。
 
まったくつまらないといっては、時間の無駄になったと後悔するので、こういう映画もあるというのでは、見て良かった(笑)。映画館での観賞だったら「金返せ!」の合唱になるはず(爆)。ほかの見た人の感想をちらちらっと見たが、「単調でおもしろくない」が圧倒的だったようだ。見て損はなかったが・・・。
 
★(ではかわいそうで+★1個)→★★
 

 
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