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<span itemprop="headline">★盛り上がった「第30回高崎映画祭」授賞式に参加して。</span>


「第30回高崎映画祭」の授賞式
が27日、群馬音楽センター(高崎市高松町)で行われ出席した。会場には、1,700人以上の映画ファンがつめかけた。

授賞式では、最優秀主演男優賞のオダギリジョー(「FOUJITA」)、最優秀助演女優賞蒼井優(「岸辺の旅」)、特別賞の岸惠子、監督賞の橋口亮輔(「恋人たち」)らにトロフィーや記念の高崎だるまが贈られた。ちなみに高崎は「だるま」の生産地と知られ、年間80万個生産されているという。

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今回は節目の30回ということから、群馬交響楽団の創設期を描いた映画「ここに泉あり」でヒロインを演じた岸惠子さんに記念特別賞を贈呈。群馬交響楽団は、東京フィルハーモニーNHK交響楽団についで日本で3番目に古い歴史ある楽団で、地方としては最古の歴史がある。


           映画「ここに泉あり」の岡田英次岸惠子小林桂樹

岸惠子は「先ほど映画を見たが泣きたいほど懐かしい場面があった。受賞は亡きキャストら皆さんでいただいたもの」などと語った。

スピーチでもっともユニークだったのはハットをかぶり、パンチョのようなスタイルで登場したオダギリジョー高崎映画賞で賞を受賞するのは4度目というオダギリジョーは「”FOUJITA”という映画は人物もわかりにくい。おそらく皆さんが見てもわかりづらいと思う。そんな映画を選んだ高崎映画祭は、目利きがある」と笑わせた。

だるまを受け取った時には、隣の蒼井優に、だるまを手で転がしながら、何度もだるまを受け取っている”先輩”としてなにやら説明していたのも、映画俳優仲間を印象づけた。

また、特設賞を受賞した岸恵子がスピーチしている時には、真後ろにいた蒼井優は、女優の大先輩のスピーチに熱心に耳を傾けていた姿が印象的だった。

また受賞者全員には、高崎の地元農家が栽培したトマトなどが送られたといい、「トマトがおいしかったので、また受賞できるように頑張りたい」という受賞者もいた。

朝日新聞3月22日付けでは「別刷り特集」として「高崎映画祭」について、受賞者一覧、最優秀監督賞の塚本晋也監督(「野火」で受賞)のインタビュー記事などを掲載していた。



映画祭は4月10日まで開催される。邦画・洋画計58本が上映されている。
「高崎映画祭」の公式サイトはこちら:http://takasaki.film.gunma.jp/


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