授賞式では、最優秀主演男優賞のオダギリジョー(「FOUJITA」)、最優秀助演女優賞の蒼井優(「岸辺の旅」)、特別賞の岸惠子、監督賞の橋口亮輔(「恋人たち」)らにトロフィーや記念の高崎だるまが贈られた。ちなみに高崎は「だるま」の生産地と知られ、年間80万個生産されているという。
・・・
今回は節目の30回ということから、群馬交響楽団の創設期を描いた映画「ここに泉あり」でヒロインを演じた岸惠子さんに記念特別賞を贈呈。群馬交響楽団は、東京フィルハーモニー、NHK交響楽団についで日本で3番目に古い歴史ある楽団で、地方としては最古の歴史がある。
岸惠子は「先ほど映画を見たが泣きたいほど懐かしい場面があった。受賞は亡きキャストら皆さんでいただいたもの」などと語った。
スピーチでもっともユニークだったのはハットをかぶり、パンチョのようなスタイルで登場したオダギリジョー。高崎映画賞で賞を受賞するのは4度目というオダギリジョーは「”FOUJITA”という映画は人物もわかりにくい。おそらく皆さんが見てもわかりづらいと思う。そんな映画を選んだ高崎映画祭は、目利きがある」と笑わせた。
だるまを受け取った時には、隣の蒼井優に、だるまを手で転がしながら、何度もだるまを受け取っている”先輩”としてなにやら説明していたのも、映画俳優仲間を印象づけた。
また受賞者全員には、高崎の地元農家が栽培したトマトなどが送られたといい、「トマトがおいしかったので、また受賞できるように頑張りたい」という受賞者もいた。
映画祭は4月10日まで開催される。邦画・洋画計58本が上映されている。
「高崎映画祭」の公式サイトはこちら:http://takasaki.film.gunma.jp/
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
「にほん映画村」に参加しています:ついでにクリック・ポン♪。