今年のアカデミー賞で、作品賞ほか4部門にノミネートされた作品。
地球に住みついたエイリアンを移動させようという計画に、エイリアンたちは・・・。
エイリアンなどのSF映画は、あまり好みでなく、敬遠していたが、DVDを(中国で以前に購入して所有していたので)、ようやく観ることに。
このDVDは、字幕が英語のセリフそのもの。かつてCC(クローズド・キャプション)というのがあったが、聴覚の不自由な人や、語学の勉強用として一部ビデオなどで採用されていた。
エイリアンのしゃべる言葉がごそごそと耳障りだが(爆)、字幕では、ちゃんとした英語になっている。
映画は、ドキュメンタリーのようなスタイルで始まる。
地球上に降り立った正体不明の難民(エイリアン)と人間の困惑ぶりを描く。
甲冑生物の臓物、人体の変異、スラム化した特区、など無秩序な地域は、あたかも文明社会の批判ととらえられる。
グロ、SFは好まないので、少々辛く、★★2個。
追加: 主人公の腕の先が、エイリアン化してしまい、忌わしい手を、自ら斧で切ろうとする苦渋、苦痛は
目をそむけたくなります。リアルすぎる(笑)。