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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">「スーパーマン III/電子の要塞」(1983)</span>


 
「スーパーマン」と言えば、アメリカン・コミックが原点だが、1950年代には、TVシリーズが作られ、日本では、スーパーマンの声の吹き替えで、大平透が担当し、60年代前半ごろに放送され、大人気だった。
 
冒頭のキャッチフレーズともなったセリフ(ナレーション)はあまりにも有名だ。
 
弾丸(たま)よりも速く、力は機関車よりも強く、高いビルディングもひとっとび・・・。
「なんだあれは!」
「鳥だ!」
「ロケットだわ」
「いや、スーパーマンだ!」

そうです、スーパーマンです。遠い星から地球へやってきた奇跡の男、スーパーマン。人間の能力をはるかに超え、川の流れを変え、鋼鉄をひねるくらいは朝飯前。彼はクラーク・ケントと名乗り、メトロポリスの新聞社デイリー・プラネットの記者となって、正義と真実を守るため、日夜戦い続けているのです。(暗記しています!とほほ。爆)
 
映画版は、1978年に製作(日本公開は1979年)され、「スーパーマン・リターンズ」(2006年)まで、5作品が作られ、公開されている。第3作だけ未見だったので、見た。この「III」は、かなりコメディ要素が多く、ほかの「スーパーマン」映画とは様相が異なり、違和感が少々ある(評価は落ちる)。コメディ俳優のリチャード・プライヤーが主演級ででているため、ややもすると、おバカ映画にもみえてくる(笑)。
 
1980年代前半と言えば、一部でパソコンの普及が始まったばかり。
映画では、新聞社といえども電子タイプライターが中心だった。パソコンが最新鋭の機器として登場。ひょんなことから、暗号(パスワード)を知ってしまった
ダメ社員が巻き起こす事件に、会社のオーナーがそれを、コーヒーやオイルの買い占めに利用とするのだが・・・。
 
こんな話:
安月給のコンピューター・プログラマーのゴーマン(リチャード・プライヤー)は、社員に支払われなかった給料の端数分を自分に振り込ませるプログラムを思い付き、それを実行してしまう。その手口は当初成功するが、会社のオーナー・ウェブスター(なんと、ロバート・ヴォーン)に見破られてしまい、ゴーマンはウェズスターの命令には逆らえない立場に落ちてしまい、悪事に加担していく・・・。
 
ところで「スーパーマン」シリーズは、第5作目の「リターンズ」(2006)が、18年ぶりだったが、興行的には、いまいち。そこで、次回の第6作目は、「ダークナイト」で大ヒットを飛ばしたクリストファー・ノーラン監督で、現在製作が決定している。公開は2012年になる見通し。ノーラン監督なら期待はできそうだ。
 
シリーズものというのは、なかなかヒットを持続させるのは難しい。
第1作のインパクトが大きく、たいていは ”何とかの下に、何とかはもういない”(笑)。
 
「007」シリーズは例外中の例外。といっても、飽きがきている・・・爆。
 
5本くらいで「ファイナル」がいい・・・「ロッキー」「ランボー」。
振り出しに戻って「(・・・らが生まれるまでの) ビギンズ」・・・「バットマン」。
 
どうなったのか・・・
スパイダーマン」(見続けているが、主演があまり好みではない。爆)
ダイ・ハード」(大傑作の第1作しか見ていない。)
「ミッション・インポッシブル(Mi)」(スケールアップで、面白さはある。)
・・・。
 
「スーパーマン III/電子の要塞」 ★ (お粗末)