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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">1970年代(102)「いくたびか美しく燃え」(1975)</span>



                       ↑デボラ・ラフィン(当時22歳)は、キュートだった。

「いくたびか美しく燃え」(1975年、原題:ジャクリーン・スーザンのONCE IS NOT ENOUGH)

それにしても、タイトル。オリジナルは「一度だけじゃ、いや」って言うようなニュアンスのタイトルだが、日本の配給会社か映画宣伝担当か知りませんが、つけたタイトルは、「いくたびか美しく燃え」。
(文芸大作という宣伝文句だったようだ)。

タイトルが紛らわしいが、「みじかくも美しく燃え」(1968年)は別の作品。

父(カーク・ダグラス)に憧れているその娘のジャニュアリー(デボラ・ラフィン)は、
金のために有閑未亡人のアレクシスと結婚した父にショックを受ける。

しかもアレクシスは、こともあろうに女優(メリナ・メルクーリ)とレズの関係にあった。
その後ジャニュアリーは中年小説家と恋に落ちるが別れ、父とアレクシスも飛行機事故で
死んでしまう・・・。

ひとりの若い娘が一人前の女性になっていくまでを描いた、アメリカン・スタイルのメロドラマ
(英語ではソープ・ドラマ)で、ジャクリーン・スーザンのベストセラー小説を映画化した。

イタリアの大女優の一人、メリナ・メルクーリ(「日曜はダメよ」)が懐かしい。
テレビ・シリーズの「逃亡者」の主演、デビッド・ジャンセンもでていた。

スペインやニューヨークの名物の風景が美しい。

余談だが、カーク・ダグラスの女性好きは、息子のマイケル・ダグラスに受け継がれているようだ(爆)。

監督:ガイ・グリーン
音楽:ヘンリー・マンシー二