あとで知ったことですが、2001年の単館ロードショーでは、第一位の人気だった中国映画で
あったわけです。感動しました。
中国映画と言えば、「HERO」「LOVERS」「グリーン・デスティニー」など、派手な ”ワイヤー・アクション”映画が目立ちますが、静かな味わいのある映画もあるということを知りました。
几帳面で、寡黙な郵便配達の父。
中国の山の奥地にまで郵便を配達しています。
受け取る住民とはみな顔なじみとみえて、
あいさつにも親しさが伝わってきます。
あいさつにも親しさが伝わってきます。
やがて、その息子が後を継ぐことになる・・・。一度、引き継ぐために、いっしょに配達に歩く。
最初は、ためらっていた息子も、次第に父親の偉大さに気づいていく。
最初は、ためらっていた息子も、次第に父親の偉大さに気づいていく。
息子は、二言三言しか言わない父親の想いが、やがて自身で郵便配達をすることにより、
配達には、常に愛犬が一緒。
理解していくことになる・・・。
配達には、常に愛犬が一緒。
あるとき、父親が配達に行かなくなり、息子一人が行くことに
なったとき・・・。犬は、父親と残ろうとするが、父親が、「行け!」と一言。
”主人は、変わったのだな”と犬が理解したかどうか(爆)、息子についていくことになる・・・
といったあたりはぐっときますね(爆)。
なったとき・・・。犬は、父親と残ろうとするが、父親が、「行け!」と一言。
”主人は、変わったのだな”と犬が理解したかどうか(爆)、息子についていくことになる・・・
といったあたりはぐっときますね(爆)。
犬が、また戻りかけるんですね、泣かせる!(笑)。
”中国の忠犬ハチ公”(爆)。
(映画ポスターの下のほうに、もくもくと主人の後をついていく
ワンコが見えます。笑)
ワンコが見えます。笑)
父の想い、息子の想い、母の想い・・・こうした家族を愛する気持ちに
包まれた、変化のない淡々とした内容でしたが、じわりじわりと奥深いもの
が伝わってきました。
包まれた、変化のない淡々とした内容でしたが、じわりじわりと奥深いもの
が伝わってきました。
たった一通の手紙でも、何キロも離れた山の奥地まで届ける・・・。
半日、一日掛かりのことも。
半日、一日掛かりのことも。
郵便を受け取る人々の対応を見て、父親がいかに親しまれていたか、
尊敬されていたかを息子は身をもって知っていく・・・。
尊敬されていたかを息子は身をもって知っていく・・・。
淡々と描かれていましたが、思い出に残る映画でした。
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