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<span itemprop="headline">世界の大女優「キャサリン・ヘプバーン」(生誕100周年)</span>




 アメリカの女優ベスト10で、堂々の一位が、キャサリン・へプバーン(1907.5.12-2003.6.29)。
 今年生誕100年ということになる。

 決して美人とはいえないが、キャサリン・へプバーンが登場したときには、それまでの女優に
 見られない新鮮で、強烈な個性と、達者な演技力で、またたくまにハリウッドで注目されたという。
 「アビエーター」のなかで登場、ハワード・ヒューズと浮名を流すなど、スターとしての存在感を
 見せた。

 舞台でスタートし、注目され、映画は「愛の嗚咽」でデビュー。
 第3作の「勝利の朝」で、33年度アカデミー賞主演女優賞
 以後、
 「招かれざる客」(1967)
 「冬のライオン」(1968)
 「黄昏」(1981)
 と4度アカデミー賞主演女優賞を受賞した。これは史上最多。

 1942年、生涯のパートナーとなるスペンサートレーシー(トレーシーがカトリックの宗教上、
 前妻と離婚しなかった)と「女性No.1」で共演。
 以来、
 「火の女」(1942)
 「愛はなく」(1945)
 「大草原」(1947)
 「愛の立候補宣言」(1948)
 「アダム氏とマダム」(1949)
 「パットとマイク」(1952)
 「ディスク・セット」(1957)
 「招かれざる客」(1967)
  の9本の作品で共演した。
 トレーシーが1967年になくなり引退と見られたが、
 映画に出演し「冬のライオン」でアカデミー賞
 1950年以降は、映画を選んで出演し、本数は少ないが、
 「アフリカの女王」(1951)のあと、
 「旅情」(1955)で、中年女性の洗練された魅力を見せた。
 1974年には、雑誌「レディーズ・ホーム・ジャーナル」の
 ファースト・レディ芸術部門の第一位に選出された。
 瞳はグリーン。

 社交的でエネルギッシュながら、女性独特の繊細さを併せ持った個性的なキャラクターを的確に
 演じ、「知的で鋭角的な女優」と呼ばれて世界中の映画ファンに愛され続けた。

 「フィラデルフィア物語」の1シーン(ケーリー・グラントと共演)はこちら:
 http://www.youtube.com/watch?v=OpwJrEQY17U
 (ゴルフに出かける旦那に対する仕打ちとは?)

 Myベスト3作品:
 ①「招かれざる客」
 ②「旅情」
 ③「黄昏」