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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">映画「歌謡曲だよ、人生は」・・・2007年の邦画はこれで決まり!早く見たい。</span>


             
 こんな映画を待っていた!
 
 気合が入ります!(爆)

 「歌謡曲だよ、人生は」の予告編を見たとき、「これだ!」と思った。
 
 ドラムが響いたかと思うと、いきなり・・・
 
 「待っち合わせて~、歩く銀座~」
 (「二人の銀座」だ。懐かしさで、涙がこみ上げます。爆)
 これじゃあ、インパクト強すぎです。(注:映画では、この曲は、含まれていない=笑)
 
 予告編はこちらで:http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD10650/trailer.html
  
  ン十年前に、いきなりタイムスリップした感じです。
  (生まれてない人もいるでしょうが)

 2007年の邦画は、これで決まり。すばらしい映画ができたものだ。
 5月12日から公開。待ち遠しい。
 
 三丁目の夕日”+ ”ニューシネマ・パラダイス”= 
  ”歌謡曲だよ、人生は


 
 2005年・・・「Always 三丁目の夕日
 2006年・・・「フラガール
 2007年・・・「○○○○○、○○○」←ここに入るのは
        「歌謡曲だよ、人生は

       
 間違いない!(笑)
 「続 Always三丁目の夕日」は、もういい!
 「パッチギ Love &なんとか」ももういい!(笑)

 昭和21年から51年までの歌謡曲12曲をモチーフにしたオムニバス映画。
 選ばれた曲が、泣かせる!
 なかでも「これが青春だ」は、どんぴしゃ!(カラオケでも、たまに歌う)
 3曲だけ、忘れているが、9曲は、すべて歌える(爆)。

 それぞれのエピソードの出演俳優はこちら:http://kayomusic.jp/movie/cast.html

 オープニング:「ダンシング・セブンティーン」
 作詞:橋本淳 / 作曲:筒美京平/ 歌:オックス / ビクターエンタテインメント

 1968年(昭和43年)9月5日リリース
 作詞の橋本淳はグループサウンズ(GS)ヒット曲の約7割を手掛けたと言われる。
 作曲の筒美京平はヒットチャートベスト10入りが203曲。
 そのうち1位は38曲もある日本のポップス界を代表する“不世出の作曲家”。
 
 第一話:「僕は泣いちっち」
 監督・脚本:磯村一路
 作詞・作曲:浜口庫之助 / 歌:守屋浩 / コロムビアミュージックエンタテイメント

 男女の青春、そして夢と挫折を昭和のムードを漂わせ、磯村一路監督が叙情的に描く。
 ”僕の恋人、東京へ、いっちち、僕の気持ちを知りながら~”

 1959年(昭和34年)9月15日リリース。
 1959年以前に、作詞・作曲の浜口庫之助の自信作。
 この曲を二人の歌手が歌ったが、残念ながらヒットにならず、独特の歌い回しで味がある
 守屋浩を次に大抜擢したところ、念願のヒットとなる。
 
 第二話:「これが青春だ」
 監督・脚本:七字幸久
 作詞:岩谷時子 / 作曲:いずみたく / 歌:布施明 / キングレコード
 ”大きな空に、はしごをかけて~、真っ赤な太陽、両手に広げ~”

 何をやってもへまばかりの大工・藤木貢がひょんなことからエアギター選手権に出場。
 元<MEGADETH>のマーティ・フリードマンによる「これが青春だ」のヘビメタバージョンに
 合わせ、エアギターをかき鳴らす!

 1966年(昭和41年)12月20日リリース
 この曲は竜雷太主演の学園青春ドラマの主題歌。布施明は1965年「君に涙とほほえみを」で
 デビューし、その後も「霧の摩周湖」「恋」でヒットを飛ばし甘いルックスと渋い歌声でファンを
 魅了。作詞は越路吹雪の元マネジャー岩谷時子で、越路が歌うシャンソンの訳詞を手掛けたのを
 きっかけに作詞家・訳詞家としての活動を始める。
 
 第三話:「小指の想い出」
 監督・脚本:タナカ・T
 作詞:有馬三恵子 / 作曲:鈴木淳 / 歌:伊東ゆかり / キングレコード
 ”あなたが噛んだ、小指が痛い、昨日の夜の小指が痛い”

 初老の男、古いアパート、若い娘。夢想の中で偏執的な愛を抱く男を大杉漣が熱演

 1967年(昭和42年)2月10リリース。
 伊東ゆかりはバンドマンだった父親にジャズを習い7歳の頃から進駐軍のキャンプ回りをする。
 その後、1958年にデビューし、1963年には中尾ミエ、園まりとともに3人娘として人気を博す。
 1967年、「小指の想い出」で大ブレイクし第9回日本レコード大賞・歌唱賞を受賞する。
 
 第四話:「ラブユー東京」
 監督・脚本:片岡英子
 作詞:上原尚 / 作曲:中川博之 / 歌:黒沢明ロス・プリモス / 日本クラウン

 太古の昔、男と女が出会い、たちまち恋に落ちた。しかし非情な運命から、二人は引き
 離されてしまう。
 ”七色の虹が消えてしまったの~、シャボン玉のような”

 1966年(昭和41年)4月1日リリース。
 1961年、黒沢明ロス・プリモスはラテンコーラスグループとして結成し、1965年には
 メインボーカルに森聖二を迎え、歌謡コーラスグループとなる。30年代初頭に和田弘と
 マヒナ・スターズがムードコーラスの世界を切り拓き、40年代に入ってこのジャンルを一気に
 開花させたのが、黒沢明ロス・プリモスであった。
 
 第五話:「女のみち」
 監督・脚本:三原光尋
 作詞:宮史郎 / 作曲:並木ひろし / 歌:宮史郎 / コロムビアミュージックエンタテイメント

 銭湯のサウナで正治は友人と我慢比べをしていた。そこにおじさんが入ってきて…。大ヒット曲
 「女のみち」の宮史郎を主演に描くド演歌コメディ
 ”あなたのために守り通した、女の操~、いまさら他人(ヒト)に捧げられないわ”

 1972年(昭和47年)5月10日リリース
 宮史郎は兄の五郎と並木ひろしとともにお笑いグループ、ぴんからトリオを結成し人気を博していた。
 当初300枚だけ自主制作でプレスされたこの曲は、地元姫路の有線放送で流されるやいなや、
 ホステスさんたちを中心に爆発的な人気を呼んだ。

 第六話:「ざんげの値打ちもない」
 監督・脚本:水谷俊之
 作詞:阿久悠 / 作曲:村井邦彦 / 歌:北原ミレイ / 東芝EMI

 海沿いの町でひっそりと暮らす女の前に、昔の男が訪ねてくるが…。男と女の情念の世界で
 運命の歯車が廻り始める。

 1970年(昭和45年)10月5日リリース。
 1970年、南玲子から北原ミレイと芸名を変え歌ったこの曲が大ヒットし、彼女の転機となった。
 この曲で北原ミレイは歌謡レコード史上最も凄絶な“捨て節”を定着させた。
  
 第七話:「いとしのマックス」
 監督・脚本:蛭子能収
 作詞・作曲・歌:荒木一郎 / ビクターエンタテインメント

 地味で目立たない沢口良子は、いつも会社でいじめられている。
 そんな良子を見守ることしかできない一郎。蛭子能収監督が得意とする不条理ワールドが
 炸裂した怪作。

 1967年(昭和42年)5月15日リリース。
 同年、この曲はビクターレコードの売上げ第1位を記録するミリオンセラーとなり、
 荒木一郎は第18回紅白歌合戦に初出場を果たす。その当時、荒木はよく加山雄三と比較された。
  
 第八話:「乙女のワルツ」
 監督・脚本:宮島竜治
 作詞:阿久悠 / 作曲:三木たかし / 歌:伊藤咲子 / 東芝EMI

 若い頃、横浜・本牧でバンドを組んでいたマモル。今はしがない喫茶店のマスター経営していた。
 そこへお客として来た女性に昔の彼女の面影をみつけ。

 1975年(昭和50年)7月5日リリース。
 テレビのオーディション番組『スター誕生』は“花の中3トリオ”と呼ばれた桜田淳子山口百恵
 森昌子らを始めとするスターを世に送り出した。歌手の登竜門であるこの番組に伊藤咲子も登場し、
 阿久悠に認められ「ひまわり娘」でデビューを果たす。
 
 第九話:「逢いたくて逢いたくて」
 監督・脚本:矢口史靖
 作詞:岩谷時子 / 作曲:宮川泰 / 歌:園まり / 渡辺音楽出版

 アパートに引越して来たばかりの鈴木夫妻は、ゴミ置き場から「連絡済み 五郎丸」と貼り紙の
 ある文机を拾ってくる。その引き出しには、五郎丸が女性に宛てて書いた手紙が大量に隠されて
 いた。

 1966年(昭和41年)1月5日リリース。
 1965年、園まりはこの曲で第16回紅白歌合戦出場を果たす。
 その後も「夢は夜ひらく」、続いて「愛は惜しみなく」でヒットを飛ばし、持ち前の透明感のある
 歌声でファンを魅了し続けた。
 作曲の宮川泰は、ザ・ピーナッツの育ての親として知られ「恋のバカンス」などのポップソング
 を数多く手掛ける。しかし、昨年3月に多くの歌手、ファンに惜しまれつつも亡くなった。
 
 第十話:「みんな夢の中」
 監督・脚本:おさだたつや
 作詞・作曲:浜口庫之助 / 歌:高田恭子 / キングレコード

 美津江は同窓会が行われる小学校を訪れ、懐かしい旧友たちと再会する。そして校庭から
 掘り起こしたタイムカプセルの中に入っていた8ミリフィルムの上映が行われる・・・。
 夢見る大人のファンタジードラマ。

 1969年(昭和44年)3月1日リリース。
 高田恭子は、中学生の頃から関西でフォークソングを歌い始め、その後、マイク真木にスカウト
 され上京する。そして、マイク真木率いるザ・マイクスで活動していたが、解散後は心機一転し
 第1回カンツォーネコンクールに出場。そして優勝したことをきっかけに作詞・作曲家の
 浜口庫之助に認められ「みんな夢の中」を書いてもらう。 
 
 エンディング:「東京ラプソディ」
 監督・脚本:山口晃
 作詞:門田ゆたか / 作曲:古賀政男 / 歌:渥美二郎