ユマ・サーマン(1970年4月生まれ)にとっての代表作は「キル・ビル」「キル・ビル2」
でしょう。日本の任侠映画、西部劇、中国のカンフーなどのいいところどりの "無国籍”映画
だが、監督のタランティーノの日本映画に対する思い入れの深さが随所に感じられた。
この映画での、ユマ・サーマンは、アクロバット的な動き、空手、殺陣で、大活躍。
一言で言えば、赤ん坊を殺された(実は、裏がある=いえません)母親の女復讐劇。
この映画は、一度に「1」「2」が撮影され、公開に当っては、「1」の公開後、
半年たって「2」が公開されるというスタイルをとった。
タイトル・ロールのビルは「1」では、声と手だけが現れ、「2」でその姿を現した。
「2」での、女同士の戦いは、壮絶。
「プロデューサーズ」では、変な英語を操るスエーデン人に扮して、歌い踊った。
183センチの長身は、目立った(天井に届かないか、心配しました=笑)。かなり、
笑わせてくれました。
父親はチベット仏教学の大学教授。母親はスウェーデン人の精神科医。16歳の時に、
単身ニューヨークに渡り、演技を学ぶ。以後、ファッション・モデルとして知名度を上げ、
1987年、「ミッドナイト・ガール」で映画デビュー。タランティーノの大ヒット作
「パルプ・フィクション」でアカデミー助演女優賞にノミネートされた。
1991年、「ロビン・フッド」の撮影中にゲイリー・オールドマンと電撃結婚、その後離婚。
1997年には名作SF「ガタカ」に出演、共演のイーサン・ホークと翌年結婚、後に離婚。
2003年、再びタランティーノ監督の「キル・ビル」で女優業の本格復帰を派手に飾った。
出演作品:
■ Prime (2005)(日本未公開,しかし飛行機で見ました)☆☆☆
■ Be Cool/ビー・クール(2005) ★★
■ プロデューサーズ(2005) ☆☆☆☆
■ キル・ビル Vol.2(2004) ☆☆☆☆
■ キル・ビル(2003) ☆☆☆☆
■ ペイチェック 消された記憶(2003) ★
■ ユマ・サーマンの運命の人を探して<TVM>(2002)
■ チェルシーホテル(2001)
■ テープ(2001)
■ 宮廷料理人ヴァテール(2000)
■ 金色の嘘(2000)
■ ギター弾きの恋(1999)
■ アベンジャーズ(1998)
■ レ・ミゼラブル(1998)
■ バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲(1997)
■ ガタカ(1997)
■ 好きと言えなくて(1996)
■ 湖畔のひと月(1995)
■ ビューティフル・ガールズ(1995)
■ ウイットネス<TVM>(1995)
■ パルプ・フィクション(1994) ☆☆☆
■ カウガール・ブルース(1993)
■ 恋に落ちたら・・・(1993)
■ 愛という名の疑惑(1992) ☆☆☆
■ ジェニファー8(エイト)<未>(1992)
■ ロビン・フッド(1991)
■ ヘンリー&ジューン/私が愛した男と女(1990)
■ 女神たちの季節(1990)
■ バロン(1989)
■ 危険な関係(1988)
■ ジョニー・ビー・グッド<未>(1988)
■ ミッドナイト・ガール<未>(1987)