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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">女優⑥「ナオミ・ワッツ」 : 悲鳴だけの女優じゃない魅力があります。</span>




 ナオミ・ワッツは、「キング・コング」で初めて見ました。
 「ええー、いい女優さんだ」です!

 「キング・コング」がリメイクされると聞いて、期待していましたので、公開まもなく
 出先(台湾)で見ました。1976年バージョンよりも、あらゆる面でスケールアップ
 していて、楽しめました。この映画でナオミ・ワッツ(1968年生まれ、37歳)を見て
 ”一目ぼれ”(お米の種類ではないですよ)、さっそく”ファン登録”いたすことにしました。
 すばらしいです。

 その感想ーー”かわいさのある美人”。とにかく、この映画では、ワッツは、
 よく走ります。いくら、特撮とはいえ、恐竜や、リアルな爬虫類の中での撮影は
 大変だったろうなと想像できます。「メイキング・ビデオ」というのもチラッと
 ビックカ○ラで見たのですが、撮影の一部始終がわかるようで、ぜひDVDを購入しようと
 思っています。

 「キング・コング」では、コングとの心の交流が、ほほえましいわけですが、
 コングの前で、おどけてみせるワッツの動きが、なんともコケティッシュで、
 チャーミングでした。演技しろといっても、自由演技みたいなものですから、
 やはり才能なんでしょうね。自然で、好感が持てました。このシーンは、
 "ぞっこん”の一つです。

 ワッツの生まれは、イギリスですが、父親が死亡したため、14歳でオーストラリアに移住、以後
 オーストラリアで演技のキャリアをスタートしたようです。シドニーの演劇学校に学んだのち、
 1986年「For Love Alone」で映画デビュー。

 やがて活動の拠点をハリウッドへ移し、1995年には、「タンク・ガール」で準主役を演じ注目を
 集めますが、その後はヒット作に恵まれず、やや低迷します。しかし2001年、デヴィッド・リンチ
 監督の「マルホランド・ドライブ」で主役に抜擢されると、その演技が各方面から高い評価を受け
 ます。全米批評家協会賞主演女優賞をはじめ多くの演技賞を獲得、一躍ハリウッド注目の女優と
 なりました。2002年には、和製ホラー「リング」のハリウッド・リメイク作品「ザ・リング」で
 ヒロインを演じたことにより、映画の世界的ヒットとともにその人気を不動のものとしました。

 「リング」での出演が、人気を決定付けたといってよいかもしれません。(シリーズは、
 残念ながら、見ていません=ホラーものは、一歩引いてしまいます。)

 2003年に主演した「21グラム」で再び批評家の絶賛を浴び、様々な映画賞を獲得、その年の
 アカデミー賞でも初のノミネートを受け、名実ともにハリウッド・トップ女優の仲間入りを
 果たしたのは、記憶に新しいです。オーストラリア時代にCM出演がきっかけで知り合った
 ニコール・キッドマンとは、以後親友ということです。

 注目していきたい女優の一人です。

作品リスト
■エリー・パーカー(2005)
キング・コング(2005)
ザ・リング2(2005)
■ステイ(2005)
■夫以外の選択肢(2004)
リチャード・ニクソン暗殺を企てた男(2004)
■ケリー・ザ・ギャング(2003)
■21グラム(2003)
ル・ディヴォース/パリに恋して(2003)
ザ・リング(2002)
■ダウン(2001)
マルホランド・ドライブ(2001)
■アリス(2000)
ユニコーン・キラーを追え(前・後編)(1999)
スティーブン・キング/アーバン・ハーベスト2(1996)
■ラスト・ウェディング(1996)
■タンク・ガール(1995)