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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">1970年代(31)「未知との遭遇」:もしかしたら、いるのではと思わせた傑作SF。</span>




未知との遭遇」 (1977年、公開1978年)
(原題:Close Encounter of the Third Kind)

人類が初めて異星生命体と接触する姿を描いたSFとして、公開当時、大ヒット。

もちろん監督は「JAWSジョーズ」のスティーブン・スピルバーグ
 数年後には、爆発的大ヒットとなった「ET」を発表することになる
 スピルバーグ作品の中でも、代表作の1本には数えられるでしょう。

宇宙人なんているわけがない、UFOなんて信じないと思っていました・・・。
この映画を見るまでは。しかし、スピルバーグの演出と脚本により、
「ひょっとしたら」と思わせるような、不思議な映画体験でした。
 
 メキシコの砂漠で第二次大戦中の戦闘機が発見される導入部から、UFO目撃、
少年誘拐事件と次々に起こる事件をつないでいく、冴えたミステリー・タッチ
の展開の果てに、やがて迎えるマザーシップ降臨シーンのカタルシス。これが圧巻!!

 特に異性人を悪者に描かず、普通の人間のように描いた点が、他のSF(エイリアンなど)
 ではみられないところで、異性人と人間がコンタクトする瞬間などの特殊効果と
音楽(ジョン・ウィリアムス)の力がフルに発揮されたクライマックスがすごかったですね。

 音と光の一大ページェントの大迫力は、すばらしいの一言。
 異星人とのコンタクトに音楽を使った事と、政府のUFOプロジェクト・リーダーの科学者に
F・トリュフォーを起用した事が映画作家スピルバーグのセンスの良さを感じさせた。
 98年には140分にも及ぶメイキングを収録した「永久保存版」もビデオ化された。
その後DVD化に際しては“ファイナル・カット版”(「特別編」でカットされたシーンの
いくつかを再び追加し、また「特別編」で追加したシーン(母船内部のシーン、等)の
いくつかを再びカットしたもので、スピルバーグがこの呼び名を指定)が発売されている。

監督・脚本:スティーブン・スピルバーグ
音楽:ジョン・ウィリアムス
出演:
リチャード・ドレイファス
フランソワ・トリュフォ
テリー・ガー
メリンダ・ディロン
ケイリー・グッフィ
ボブ・バラバン
J・パトリック・マクナマラ
ほか

内容:(Gooより抜粋)
 インディアナポリスの交信コントロール・センターのスクリーンに未確認飛行物体の姿が
写し出され、TWA機より、不思議な物体を見たという連絡が入る--。
 同じ頃、インディアナ州のある人里離れた一軒家に奇妙な事が起こる。
バリー(ケイリー・グッフィ)という少年が、周囲の物が震動するので目をさまし、
何物かに引かれるように家をとびだしていったのだ。母親ジリアン(メリンダ・ディロン)は、
彼のあとを追う。
 一方、同じ町に住む電気技師ロイ(リチャード・ドレイファス)は、この一帯の停電を
調べるため車を走らせていた。そこへ恐ろしい光が……。ロイは、この光を追い、
バリーやジリアンに出会う。そしてUFOらしき光が空を横切った--。

 やがて、UFO、つまり異星人が人類と初めて接するシーンへと展開していく。

 大きなUFOの母船(マザー・シップ)が降りてくる。その輝くばかりの船体。
ぼんやりとした中から、手の長い異星人が降りてくる。そして異星人は、今しずかに人類に
向かってほほえみかける--。人類史上初の異星人との触合・・・。

この一瞬に人々はたちつくす。やがて、ロイも含めた地球人の代表団は、母船に乗りこむ。
彼ら異星人の星へ行くために・・・。間もなく、光かがやく母船は静かに上昇していく。
そして今、人類は新たなる世紀の時へ歩もうとしているのだった・・・。


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