「グリニッジ・ビレッジの青春」（1976）は、１９５３年のグリニッチ・ビレッジに集う若者たちを 描いた、ポール・マザースキーの自伝的作品。 ハリウッド行きを夢見る役者志望の主人公を始め、主要登場人物のキャラクターが良く、ペーソスに 満ち溢れたエピ…

映画「ロッキー・ホラー・ショー」は、ロック映画では、革命的な映画であった。 何しろ、映画と観客が一緒になって、歌って踊ると言うのだから・・・。 1973年、ロンドンで、ミュージカル「The Rocky Horror Show」が産声をあげた。 1975年に映画化。'75年9…

「コミック雑誌なんかいらない」（1985） 日本人はとくにスキャンダル好きなのか。そういうニーズのために芸能レポーターの問答無用な 突撃取材を痛烈に皮肉っている映画でした。 実名で俳優が、どんどん出てくる映画なんて、余りありません。 歌手が本人役…

以前、台湾に出張した時に、お土産用には、よく「ビーフ・ジャーキー」を買ってきました。 ところが、一度食べて、あまり自分にはあわないな、と思って以来、食べていません。 そこへ、思いもかけず、台湾から仕事で来日した人が、お土産にといって「もらう…

「スローなブギにしてくれ」（1981）は、虚無感漂う浅野温子が野性的な魅力で話題と なった。 今までのはつらつとした青春映画を覆した新しいタイプの映画だった。 この映画では、浅野温子（後に「危ない刑事」シリーズ）が目立った。野良猫のようで、野生的…

↑上：：芥川賞候補になり、17回「文藝賞」受賞の原作 下：映画主演の、かとうかずこ（映画の2年後のＴＶガイドの表紙に） 「なんとなく、クリスタル」は、1980年代初め、小説、言葉が大流行した。 「なん、クリ」と呼ばれた。新しいブランドを身につけた若い…