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映画「ワイルド・スピード/ジェットブレイク」(原題: Fast & Furious 9, 2020)を見る。

ワイルド・スピード/ジェットブレイク」(原題: Fast & Furious 9, 2020)を見る。高級車が次々に破壊されるなどのカーアクション映画。「ワイルド・スピード」シリーズの第9作目。この映画で破壊されたクルマは250台を超えるという。

監督はジャスティン・リン、脚本はダニエル・ケイシーとリン。

主人公のドミニク・トレット役のヴィン・ディーゼルをはじめ、ミシェル・ロドリゲス、クリス・“リュダクリス”・ブリッジス、ヘレン・ミレンシャーリーズ・セロンらが出演。シャーリーズ・セロンはカッコいい。

ラストシーンで、クレジットなしでジェイソン・ステイサムがワンシーンだけ出演している。次回作へのつなぎ役のような登場だった。シリーズはまだまだ続きそう。
車に興味のある人には、興味が尽きない映画。

ストーリー
1989年、ストックカーレースでドミニク(ヴィン・ディーゼル)たちの父であるジャック・トレットの事故死から物語の幕が上がる。

「前作」から5年後。ドミニクは前作で故人となったエレナとの間にできた息子ブライアン(リトルB)の良き父となるべくレティ(ミシェル・ロドリゲス)と共に社会からひっそりと身を隠し平穏な毎日を過ごしていた。 

そんなある日、ドミニク一家をローマン(タイリース・ギプソン)、テズ(クリス・“リュダクリス”ブリッジス)、ラムジーナタリー・エマニュエル)が訪れ、ただならぬ様子でドミニクたちに動画を見せる。

そこにはミスター・ノーバディが何者かに襲撃され、救難信号を送る様子が映し出されていた。

ローマンらの説明によれば、ノーバディはある積荷を空路で輸送していた際、襲撃を受けモンテキントへ墜落。

その積荷であるデジタル装置のパーツを回収する任務を受けたが、そこは敵対する軍が支配する地域のため慎重を要するものだった。

平穏を望むドミニクは一度は残ることを宣言し、レティのみ出発させるが、息子を寝かしつけ動画を再度見直していたドミニクはある事に気づく。

そこにはトレット家の証であるデザインの十字架らしきものが写っていたのだった。これが家族の因縁に繋がるものと確信したドミニクは改めてチームと合流し、モンテキントへと向かうのだった…。

・・・
このシリーズは、激しいカーチェイスが見どころだが、登場する主な車が、フォード・マスタングダッジ・チャージャー(1968年式)!どちらもあの不朽の名作「ブリット」に登場。

車では、このほかノーブル・M600ジャガー・XE、トヨタ・GT86、トラック、装甲車、GRスープラロケットエンジン・カー、BNR34型日産・スカイラインGT-Rなども登場。2020年式「トヨタスープラ」の標準モデルの販売価格は、“ワイルド・スピード仕様”が施される前で46,000ポンド(約700万円)。

ただ衝突して飛ばされるためだけに用意されたポンコツ車もあるらしい。飛ばされるために“ポンコツダッジ・チャージャー5台が用意されていたという。

【登場人物】
■ドミニク・トレット(ヴィン・ディーゼル
かつてはロサンゼルスを拠点にトラック強盗団を率いていた男。運転技術が非常に高く、また戦闘術にも長けており、魅力的なカリスマ性も兼ね備えている。
前作「ICE BREAK」で死亡した元恋人・エレナとの間に出来た息子・ブライアン(以下、リトルB)、妻・レティと静かな生活を送っていたが、かつての敵・サイファーと手を組んだ実弟・ジェイコブの計画を阻止するため、再び戦いへと身を投じることとなる。
■レティ・オルティスミシェル・ロドリゲス
ドミニクの妻。かつてはドミニクや仲間たちと共にトラック強盗を行っていた。運転技術や戦闘能力が高く、今作ではバイクを使ったアクションも見せる。血の繋がりはない息子・リトルBを実の息子のように大切にしている。
■ミア・トレット
ドミニクの妹。ドミニクたちのファミリーであるブライアン・オコナー(ポール・ウォーカー)の妻。兄・ドミニクに似て運転技術が高く、今作では敵との戦闘も見せる。
第2子妊娠後は家族で平穏な暮らしを送っていたが、もう1人の実兄・ジェイコブの計画を阻止するため、レティに呼ばれ再びファミリーと戦いに身を投じる。
■ローマン・ピアース(タイリース・ギプソン
ブライアンの親友でテズとも長年の付き合い。テズとは違い出たとこ勝負な行動を頻繁に起こすが、それが結果として事態の打開に繋がることも珍しくない。
相変わらず不遇な目に遭っているが、その度に悪運の強さと運転の腕の良さで切り抜けている。ショーンらが開発したロケットエンジンカーを見せられた際には戸惑い見せていた。
■テズ・パーカー(クリス・“リュダクリス”ブリッジス
ブライアン、ローマンの仲間。
電子機器の扱いに長けており、ローマンとは対照的に数字と計画性を重視する。今作でも基本的にローマンと行動を共にしており、ローマン同様ロケットエンジンカーを見せられた際には戸惑いを隠せないでいた。
ラムジーナタリー・エマニュエル
過去にドミニク達に命を救われ、以降ファミリーの一員となった若き凄腕ハッカー。無免許ながらトラックの運転もしており、ドミニクらをアシストする。
■ハン・ルー
かつてドミニクらファミリーと共に数々の修羅場をくぐり抜けてきた男。ジゼルを喪い、共に過ごすはずだった東京へ独り活動の場を移し無気力な日々を送る中、ミスター・ノーバディ接触。ある任務を依頼され、その過程でエルを保護する。
■エル
東京で情報収集をしていたレティとミアの前に現れたアジア系の少女。その両親は今作の鍵となるアイテム「アリエス」の開発に関わっていた科学者。
幼少期に両親をアリエスを狙う勢力による暗殺で亡くしており、本人も巻き込まれるところだったが、偶然により難を逃れている。
■ジェイコブ・トレット
ドミニクの実弟でミアの実兄。父ジャックの死の秘密を握っている。父の死にジェイコブが関わっている事を知ったドミニクとの賭けレースに敗北し、トレット家から追放された事を長年恨みに思っていた。
兄ドミニクに負けない運転技術や格闘センスを持ち、影の世界で活動している。オットー、サイファーと手を組み、世界中のコンピュータを制御できるデバイス「アリエス」を盗み世界征服を目論む。
サイファ
「ICE BREAK」で初登場したドミニク達の最大の敵。ラムジーをも凌ぐ世界で最も危険なハッカーミスター・ノーバディに捕まったものの「アリエス」を狙うジェイコブによって救出されオットーの元で半ば幽閉されているが、余裕の態度を見せる。
■オットー
ジェイコブやサイファーと手を組み「アリエス」を奪取しようと目論む秘密工作員。某国国家元首の息子でもあり、その後ろ盾による有り余る資金で私設軍隊を持ち「アリエス」を奪取して世界のトップに立とうとする
■マグダレーン・“クイーニー”・ショウ
ドミニク達のかつての敵、オーウェン・ショウ、デッカード・ショウ、およびスピンオフ作品「スーパーコンボ」にてルーク・ホブスが手を組んだハッティ・ショウの母親。
前作までは刑務所に収監されていたが「スーパーコンボ」ラストでのショウ兄妹の計らいによって出所している。手癖の悪さは健在で劇中では高齢ながら華麗な盗みとドライビングテクニックを見せる。
ミスター・ノーバディ
アメリカ政府の秘密工作員のリーダー。過去に何度もドミニクたちと協力しサイファーの計画を阻止してきた人物。
サイファーと「アリエス」の半分を輸送中、ジェイコブに襲われ乗っていた機がモンテキントに墜落。ローマンたちにのみ秘密暗号で救難信号を送った後行方知れずとなっている。
■ショーン・ボズウェル
第3作「TOKYO DRIFT」の主人公であり、ハンの弟子。
東京を牛耳る「D.K.(ドリフトキング)」の座についている若き走り屋。今作ではアール、トゥインキーらと密輸業の傍らロケットエンジンカーを開発中で、メカニック担当。
■アール
ハンやショーンの仲間。ロケット科学者。ショーン達と共にロケットエンジンカーをテズ達に見せ、自慢する。
■トゥインキー
ハン、ショーン、アールの仲間。お調子者でコミュニケーション能力に長けており、その能力を活かして様々な商品を売り、車をカスタマイズする資金に充てている。ショーンたちと共にロケットエンジンカーを開発する。
デッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム
かつてのドミニクたちの敵であり、ハンを事故死に見せかけて殺害しようとした人物。元MI6エージェント。「トレーニング中」に尋ねてきた客人を迎えようとドアを開けるとそこにはハンが待ち受けており今作はここで幕が下りる。
■ブライアン・オコナー
ドミニクたちのファミリーであり、ミアの夫。およびドミニクの義理の兄弟。終始姿こそ登場はしないものの、ミアがファミリーとともに任務を遂行している間、自身は家に残り2人の子供とリトルBを預かり世話をしていることが劇中のミアとレティの発言から明らかになる。ラストはブライアンの運転する青のR34型スカイラインGT-Rが、再建中のドミニクの自宅に到着するところでエンディングとなる。

 

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