第47回「大相撲トーナメント」が5日、東京・両国国技館で行われた。コロナ禍で中止が続いており3年ぶりの開催となった。大栄翔(29=追手風部屋)が初優勝。
大栄翔のコメント:
「久々のこういう大会で良い結果を残せてよかったです」と笑顔を見せた。
3回戦で大関・貴景勝(26=常盤山部屋)を撃破。突っ張り合いから右四つに組み合い、両まわしを引き付けて寄り切った。
「一番強い人に勝ったので優勝しないと」と“殊勲の星”から勢いに乗った。決勝は関脇・豊昇龍(23=立浪部屋)と対戦。
「今一番若手で強い力士なので、気持ちだけ負けないようにいきました」。得意の突っ張りで一方的に突き出した。獲得した優勝賞金は250万円。
準々決勝では、長身1メートル91の東龍(35=玉ノ井部屋)を相手にもろ差しから豪快なつり出しを決めた。準決勝では、元気のいい阿武咲を突き落としで破った。
そして、決勝では大関候補の一人、豊昇龍を突き出しで下した。
1月開催の初場所は西前頭筆頭で10勝を挙げ、三役復帰が確実な状況で、春場所(3月12日初日、エディオンアリーナ大阪)へ弾みをつけた。
今回の結果を見ると、好調力士が改めて浮き彫りになった。大栄翔、豊昇龍などだ。3月場所の予想(「ALWAYS四丁目クイズ」)についても、いまからチェックしておきたい。
▽準々決勝
妙義龍〇(送り出し) 琴ノ若●
豊昇龍〇(すくい投げ)碧山●
阿武咲〇(押し出し) 遠藤●
大栄翔〇(つり出し) 東龍●
▽準決勝
豊昇龍〇(寄り切り) 妙義龍●
大栄翔〇(突き落とし)阿武咲●
▽決勝
大栄翔〇(突き出し) 豊昇龍●
「大相撲トーナメント」の歴代優勝力士は以下の通り。
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夕方、マグロ巻(鉄火巻)と寿司でLIVE放送をテレビ観戦。
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