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映画「TAP The Last Show」(2017)を見る。監督・主演水谷豊。タップダンス映画。

TAP The Last Show」(2017)を見る。俳優・水谷豊の初監督作品。

邦画では珍しいタップダンスを題材にした映画で、オーディションのシーンは「コーラスライン」のようでもあり、タップダンスの群舞は「ラ・ラ・ランド」や古くは「42nd Street」やフレッド・アステアジンジャー・ロジャースのコンビ映画を彷彿とさせる。

水谷豊が20代前半の時から40年間もアイデアを温め続けていたといい、満を持して初監督と主演を務めた作品。

共演は、岸部一徳北乃きい、六角精児、六平直政、ゲスト出演の様な前田美波里のほか、5人の若手メインキャストが出演している。

当初は水谷扮するタップダンサーを主演に撮る予定だったが、水谷の年齢を考慮し、大ケガを負い一線を退いた元タップダンサーが未来ある若者たちを導く“師弟物語”に変更された。

・・・
渡(わたり)真二郎(水谷豊)はかつて天才の名をほしいままにしていたタップダンサーだったが、10数年前に公演中に大怪我を負い、ダンサー生命を絶たれてしまう。
それ以来、怪我した足を引きずり、酒におぼれる日々を送っていた。

ある日、旧知の劇場支配人の毛利(岸部一徳)が「最高の舞台で劇場を閉めたいので、その最後のショーを演出してほしい」という相談を持ちかけてきた。

渡は渋々その依頼を引き受け、出演するダンサーのオーディションの審査をすることになる。会場には様々な事情を抱えた若いダンサーたちが集まってきた。

渡はオーディションの審査をするうちに、タップへの思いを彼らに託そうと決意。渡の止まった時間が再び動き出す。


・・・
日本でのタップダンスがメインの映画はほとんど知らないが、映画の終盤の約20分間のタップダンス・シーンは、生の舞台を見ている感覚になるほど迫力があった。

ミューカル映画というのが日本では少ないが「TAP」のような映画がもっと増えればいいがと思う。

www.youtube.com 予告編

  劇場支配人の毛利(岸部一徳、左)は亡くなっていない(ラストシーン)

                     前田美波里もゲスト出演(?)



【キャスト】
渡真二郎:水谷豊
森華:北乃きい
MAKOTO:清水夏
JUN:西川大貴
RYUICHIHAMACHI
MIKA:太田彩乃
YOKO:佐藤瑞季
事務員・夏木萌:さな
アステア太郎:HIDEBOH
八王子のジンジャー:島田歌穂
田所トメ:吉田幸
吉野完治:六平直政
松原貞代:前田美波里
毛利喜一郎:岸部一徳

 

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