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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

映画「プレミアム・ラッシュ」(原題:Premium Rush、2012)を見る(劇場未公開)。

プレミアム・ラッシュ」(原題:Premium Rush、2012)を見る(劇場未公開、ビデオスルー)。原題は“超特急便”のことで、メッセンジャーの配達の中でも、最も急を要する配達となる。

監督は「カリートへの道」「ミッション・インポッシブル」「スパイダーマン」などで脚本を務めたデヴィッド・コープ。アクションはお手のもののわけだ。

主演は「500)日のサマー」「インセプション」のジョセフ・ゴードン=レヴィット。共演は「その土曜日、7時58分」「テイクへルター」のマイケル・シャノンほか。

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ニューヨークのマンハッタンで、イエローキャブ(タクシー)など混雑・渋滞の中を自転車で配達するが、ある物をめぐって、警察との争奪戦が繰り広げられるアクションスリラー映画。高架線の下を自転車で激走する追跡劇はあの「フレンチコネクション」をほうふつとさせる。

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ニューヨークでメッセンジャーをしているワイリー(ジョセフ・ゴード=レヴィット)は、持ち前の自転車テクニックで日々の仕事をこなし、仲間からの信頼も厚い青年だった。

そんなある日、彼は知り合いの中国人女性ニマ(ジェイミー・チャン)から一通の封筒を受け取る。彼女のただならぬ雰囲気を怪しむワイリーだったが、その予感は的中してしまう。

配達へ出発したワイリーの前にマンデー(マイケル・シャノン)と名乗る刑事が現れ、彼に封筒を渡すよう迫ってくる。これを拒否すると、彼はワイリーを銃で脅してくるのだった。

急いでその場から逃げだすワイリーだったが、マンデーや自転車に乗った警官達の執拗な追跡と共に仲間の命までも脅かすものへ発展してしまう。

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ニューヨークで、書類、荷物を運ぶメッセンジャー(自転車便)の数は1500人(2010年当時)と言われ、自転車はノーブレーキで、ペダルを止めることなく逆走もいとわないすさまじさ。

配達の最短ルートを頭に描いて、このルートで走ったら、こうなる(タクシーにぶつかって飛ばされる)などを瞬時にシミュレーションして判断する。

主人公ワイリーはもともと優秀であったようで、友人からは、なぜ大学で法律の道に進まないのかと言われるが、メッセンジャーこそが天職というワイリー。

ニューヨーク警察(NYPD)との自転車による追跡劇が見どころ。赤信号を無視して走り、素早く車の脇をすり抜けるなどのカメラワークに驚かされる。車の屋根伝いに走ったり、セントラルパークのサイクリングコースをうスピードで走ったりとスピード感が半端ない。

メッセンジャーの配達1回当たりの報酬は20ドル(2000円、当時の換算レート)から60ドル前後で、メッセンジャーと元受けとの間で、値段交渉もある。

ストーリーが薄っぺらいアクション中心で、劇場公開されなかったのは納得(笑)。ただ、気楽に見るにはうってつけの映画。

 

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