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映画「キートンの化物屋敷」(原題:The Haunted House, 1921)を見る。

キートンの化物屋敷」(原題:The Haunted House, 1921)を見る。サイレント映画で、銀行強盗に間違われた銀行員が化け物屋敷に逃げ込んだことで起こる騒動を描く短篇ドタバタ喜劇。監督・主演はバスター・キートン。無声、21分。

日本では各地の映画鑑賞会等で上映され、2013年12月21日より、東京・シネマヴェーラ渋谷にて開催された「映画史上の名作10」にてデジタル上映された。

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小さな銀行の銀行員のキートン。女性客が朝8時過ぎ、9時の開店前に、銀行窓口で現金引き出しを希望するが、窓口のキートンが「9時まで待ってください」というと、女性が、顔をキートンに近づけてきて頼むと、キートンは柱時計の針を9時に進めると、金庫が開く、というところから面白い。

窓口にあった接着剤が紙幣についてしまい、手や足にくっついてしまい大騒ぎに。接着剤がついてしまったキートン。ほかの行員に紙幣をまとめさせるがうまくいかない。ほかの客同士が接着剤でズボンの尻が離れずに、一人の男のズボンをハサミでチョキン。それを見た女性客が驚いて倒れこんでしまう。

そんな中、キートンは、銀行強盗と間違われて警官に追われ、逃げ込んだところが、化物屋敷だった…。

 

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お化け屋敷は、階段の仕掛けや、らせんの滑り台、床の回転、バラバラだった人間の体をつなげると本物の人間になるといったシーンなど、仕掛けが満載の屋敷。ソファに座ると、動きだしたり、骸骨たちの登場もお面白い。お化けたちとキートンのやり取りが微笑ましい作品だった。

バスター・キートンBUSTER KEATON)(1895-1966)

【主な出演作】
「おかしな肉屋」(1917)
「馬鹿息子」(1920)
「文化生活一週間(マイホーム)」(1920)
「警官騒動」(1922)
「荒武者キートン」(1923)
「探偵学入門」(1924)
「海底王キートン」(1924)
「セブン・チャンス」(1925)
キートン将軍」(1927)
「蒸気船」(1928)

キートンのカメラマン」(1928)

キートンの結婚狂」(1929)
「紐育の歩道」(1931)
サンセット大通り」(1950)
「ライムライト」(1952)

おかしなおかしなおかしな世界」(1963)
キートンの線路工夫」(1965)
「ローマで起こった奇妙な出来事」(1966)

 

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