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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

映画「グラスハウス」(原題:The  Glass House、2001)を見る。全編、ハラ・ドキのサスペンス映画。

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グラスハウス」(原題:The Glass House、2001)を見る。タイトルは、ガラス張りの豪邸と、そこに住む住人のグラス夫妻の名前をかけているようだ。

両親を亡くした16歳と11歳の姉弟に対して、残された遺産を巡って暗躍する悪党と子供たちの戦いを描くサスペンス。

出演は「アイズ・ワイド・シャット」「ディープ・インパクト」のリーリー・ソビエスキー、「コットン・クラブ」のダイアン・レイン、「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」のステラン・スカルスガルドなど。

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女子高生ルビー・ベイカー(リー・ソビエスキー)は、裕福な家で生まれ育ち、何不自由なく暮らしていた。過保護な両親を嫌がるルビーは夜中に抜け出して、友達と遊ぶ暮らしを始める。

あるとき、ルビーが帰宅すると、警察官がいて、両親が交通事故で死亡したと知らされる。葬儀で母の弟のジャックと会う。疎遠になっていたことからルビーは彼のことを信用していなかった。

身寄りがなくなったルビーとその弟レット(トレヴァー・モーガン)だが、倹約家であった両親の遺産で将来の心配なく暮らしていける事を顧問弁護士べグレイタ―から知らされる。遺産の額は400万ドル(約4億円)という。

弁護士は、両親の遺言として、養父母となるグラス夫妻(ステラン・スカルスガルドダイアン・レイン)を紹介する。マリブに建つプール付きのガラス張りの豪邸で、ジム、ホームシアター、ガレージに並ぶ高級車など、2人は裕福な生活をしていた。

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多くの部屋があるにも関わらず、テリー・グラスは姉弟の部屋を同室にし、私立の学校に通っていたルビーは公立の学校に通わされる。

やがてルビーは夫妻に不審を抱くようになる。

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アイズ・ワイド・シャット」(1999)で現代的なロリータ役を演じて注目されたリー・ソビエスキーが、女子高校生役で、まわりの大人たちが、両親の遺産を目当てに画策していることを見抜いて、阻止するところが見どころ。

はじめは優しく自分たちを受け入れたグラス夫妻の言動に少しずつ違和感を覚え始めるルビー。次第に追い詰められていくが、そうした中でもグラス夫妻の隙を狙い、グラスハウスからの脱出の機会を狙う。

バレたらヤバい、しかし、このままグラスハウスにいたらもっとヤバい、と思い、逃げるのに成功したかと思うと、すぐ後ろに、グラスのおっさんがいて捕まってしまうなど手に汗握る本格サスペンス。

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アメリカの16歳の女子高生というと、大人びていて、グラマラスな肢体にグラスのおっさんもなにかよからぬことを考えたりしている様子。最近見た映画の中では最初から最後までハラハラドキドキの映画だった。Netflixで配信中。