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★アカデミー賞ノミネート発表。「Mank/マンク」10部門。「ミナリ」など6部門。

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第93回米アカデミー賞「ミナリ」旋風が吹き荒れるのか。

アカデミー賞の候補作が発表された。最多ノミネートは「市民ケーン」の脚本家を中心に制作秘話を描いた「Mank/マンク」の10部門。ようやく「Mank/マンク」の出番か(笑)。

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注目の韓国から米国に移住した家族を描いた「ミナリ」などが6部門でノミネートされた。授賞式は4月25日に行われる。

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主演男優賞には「ミナリ」に出演したスティーブン・ユアンがノミネート。

米メディアによると、アジア系米国人が同部門の候補になるのは初めて。

また、昨年亡くなったチャドウィック・ボーズマンは「マ・レイニーのブラックボトム」でノミネートされた。  

一方、監督賞には「ノマドランド」で中国出身のクロエ・ジャオ、「プロミシング・ヤング・ウーマン」のエメラルド・フェネルと2人の女性がノミネートされた。監督賞で複数の女性が候補となるのは、史上初。  

「ミナリ」は、米国の会社が制作した米国映画だが、1980年代に韓国から米南部アーカンソー州に移住した家族を描く内容。

監督は韓国系米国人のリー・アイザック・チョンで、映画の大半で韓国語が使われている「韓国系」映画。

昨年、作品賞などに輝いた「パラサイト 半地下の家族」に続き、今年も「韓国系」旋風が吹く可能性がある。チョンは、監督賞にノミネートされた。  

今年のアカデミー賞は、コロナ禍の影響を考慮して、劇場公開されずにストリーミング配信だけの映画も対象になっている。今回はネットフリックス作品のノミネート数は計35に上った。

作品賞に「ミナリ」が選ばれると、二年連続で韓国映画が選ばれることになり、時代の変化を感じさせる。このところ、多様性重視の傾向が顕著。

アカデミー賞のノミネートの詳細はこちら:

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