アメリカのHBOドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」(第7章全7話)を見終わる。”かっぱえびせん”状態で、第7章(シーズン)は一気に見てしまった。
シーズン1~8までの全73話中、67話を見たことになる。ここまでくると、出演俳優の顔と役名も頭にはいり、誰が善人で誰が悪人かなどがはっきりしてくる。策略にたけてうまく立ち回ったとしても、それが発覚した暁には、反逆者として天罰が下り、その報いは免れない。
全編を通じて、間違いなく主演の一人である北部のリーダーの一人、ジョン・スノウと、このドラマの最大のヒロインで南部を支配する女王デナ―リス・ターガリエンが、第7章で、ついにめぐりあうという展開だった。昔のハリウッド映画の美男美女の"めぐり逢い”ラブロマンスといえなくもない(笑)。
七つの国の王座を勝ち取る生き残りゲームはまだ続く。しかも第三の敵の存在が大きかった。国同士で争っている場合ではなく、第三の敵(死者の大群)の侵攻を協力して迎え撃つことができるのか・・・。協力を装いながら、自らは動かず、他国と第三の敵を戦わせ、力を低下させ漁夫の利を得ようとする姑息な人間もいる。
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出演者の多くは、あまり知られていない俳優・女優たち。一方で、著名な俳優も出演している。「2人のローマ教皇」で、アンソニー・ホプキンスとともに教皇を演じたジョナサン・プライスがハイ・スパロー(雀聖下)と呼ばれる狂信的な指導者を演じている。
タイウィン・ラニスター
ラニスター家の当主・タイウィン・ラニスターを演じているのはチャールス・ダンス(「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」)。スターク家の当主エダード・スタークは、ショーン・ビーン(「ロード・オブ・ザ・リング」)。女祭司メリサンドルを演じているのは、カリス・フォン・ハウテン(「ブラックブック」「ワルキューレ」)。