大長編歴史ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」(シーズン1)第1話を見る。どのドラマ・シリーズの記事を書いても「ゲームオブスローンズを見るべし」とコメントする人(ギドラさん)がいるので、HULUで配信しているので見ることにした。
シーズン1の第1話ともなると、視聴者をいかにくぎ付けにするか、まずは脚本・ストーリー、登場人物のキャラ、俳優などすべてで圧倒しなければならない。初回で挫折では話にならない。「シーズン8」まで、先は長いが、最後まで挑戦したい。
歴史ドラマでありながら、かなりエロ・グロ描写があって強烈。刀で首をスパっと斬るシーンがあるので、要注意。エロティックなシーンも多いが、シーズン1は「王座争奪戦」がポイントになっているようだ。
まず、登場人物の多さに戸惑う。登場人物の人間関係をまず理解することが必要。七つの王国が存在する、ウェスタロス。北部総督エダード(愛称ネッド)・スタークは悩んでいた。年来の友でもある国王・ロバートから、「王の手」にならないかと依頼があったのだ。
「王の手」というのは、文字通り王の補佐役のこと。先代のジョン・アリンは不審死を遂げ、エダードの妻・キャトリン(愛称キャット)は、任命を拒否するよう夫に懇願する。 しかし、エダードは義理堅い男で、王の要請を断り切れず、二人の娘と共に王都キングス・ランディングへと向かうことになる。そこは陰謀渦巻く危険な都市だった。
■王の手:国王の補佐にあたる重要な役職。国王が直接指名できる。国王不在時等で玉座に座ることすら許された極めて重要な地位。女性君主の場合は「女王の手」と呼ばれる。手の形を円で囲んだブローチを胸につける。
第1話:「冬来たる」
北部ウィンターフェルの領主エダード・スタークは、冥夜の守人(ナイツ・ウォッチ)が脱走したとの知らせを受けて誓約に従い処刑するが、その男は壁の向こう側でホワイトウォーカーを見たと訴える。ほどなくしてキングス・ランディングからロバート・バラシオン王がラニスター家を連れて北部を訪れ、旧友のエダードに「王の手」の後任を務めるように命じる。そのころ、前王家の末裔ヴィセーリス・ターガリエンは彼の妹デナーリスを騎馬民族ドスラク人の族長であるカール・ドロゴと結婚させて兵力を固め、ロバートに奪わた王位を取り戻そうとする。
出演者のキャラクター人気投票というのがあるようで、気になったのは、6位にランクされているデナ―リスを演じるエミリア・クラークという女優。あどけなさが残る若手女優。政略結婚させられるが、熱湯風呂に入っても問題がなかったり、裸体も見せている。エミリアは、このドラマで大ブレイクし、ドラマ女優の枠を超えて、映画「世界一キライなあなたに」や「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」といった話題作に出演する人気女優へと成長。
■5分でわかる「シーズン1」