今回初めて、「キネマ旬報ベスト・テン」第1位映画鑑賞会と表彰式に参加した。プログラムは、11:00開場、映画上映「グリーンブック」「i ー新聞記者ドキュメントー」休憩の後、表彰式(司会:襟川クロ:映画パーソナリティ)が約2時間、最後に「日本映画」作品賞「火口のふたり」が上映された。
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11時会場なので、40分前くらいに会場に到着すればいいだろうと思い、後楽園ドームシティを通過したのが10時15分だった(ここから会場までは5分)。ところが会場に着いたらすでに長蛇の列だった。幸いなことに、徳さんがすでに並んでいて、”便乗”させてもらった(おかげで、約1500人収容の会場の、前列から6列目に席を確保できた。
前日の10日(日本時間)に開催された「第92回アカデミー賞」では、韓国映画の「パラサイト 半地下の家族」が「作品賞」を獲得したことで、アカデミー賞が大きな転換期にあることを印象づけた。
表彰式で挨拶したキネマ旬報の社長によると、「キネマ旬報ベスト・テン」は、1924年のスタートで、規模は異なるが、今回第93回とアカデミー賞よりも1回多いという。映画の歴史は120年で、キネマ旬報は昨年7月に創立100年を迎えた。引き続き映画の発展に貢献していきたいと語っていた。
プログラムが終了して、会場をあとにして、水道橋駅に戻る途中の、朝通過した後楽園ドームシティ横の時計は夜9時30分だった。イベント会場の文京シビックホールには、約11時間滞在したことになる。映画3本、授賞式2時間、その間3回ほどの休憩タイムがあったので、ほぼ一日掛かりだが有意義な一日だった。
会場内は撮影不可だったがロビーでは「キネマ旬報」のバックナンバーの展示、グッズ、雑誌の販売など「キネマ旬報」一色だった。
(つづく)