映画「決算!忠臣蔵」が、2019年冬に全国の劇場で公開される。
時代劇では年末の風物詩としても知られる「忠臣蔵」。
江戸城・松の廊下で人傷騒ぎを起こし、その責任で切腹させられた赤穂藩君主・浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)の敵討ちをするため、47人の藩士達が宿敵・吉良上野介(きらこうずけのすけ)に仇討する「武士の美談」とも言える物語。
これまでに数多くのドラマ、映画、舞台、歌舞伎で上映・上演され、多くの日本人に愛されてきた「忠臣蔵」だが、映画「決算!忠臣蔵」では、この国民的ストーリーに隠されていた”仰天秘話”が描かれているのだという。
監督・脚本は「殿、利息でござる!」「忍びの国」などを手掛けた中村義洋。下から突き上げられ、上に気を遣い、理想は高く持ちたいけれど、容赦なく突きつけられる厳しい現実…。これが300年以上前の話なのかと思うほど現代との共通点に溢れる、涙と笑いの”予算達成エンターテインメント”を描くというので興味が沸いてくる。
「殿、利息でござる!」は面白く、その年のお気に入りのマイベスト邦画の上位だったので、期待したい。
【ストーリー】
元禄14(1701)年3月14日。事件が起こったのは江戸城・松の廊下。
現代に置き換えると、藩は会社、武士はサラリーマンということ。
筆頭家老・大石内蔵助は、嘆く暇もなく、勘定方・矢頭長助(やとうちょうすけ)の力を借り、ひたすらリストラに励む日々。その努力や幕府への取次も虚しく、お家再興の夢は断たれてしまう。それでも一向に討入る様子のない内蔵助。
だが江戸の庶民たちは赤穂浪士たちによる吉良上野介への仇討を超熱望!
だが江戸の庶民たちは赤穂浪士たちによる吉良上野介への仇討を超熱望!
いつの時代も物事を動かすのは、なんとなくの時代の空気感。それは現代でも変わらない。ただそこで発覚した大変な事実。なんと、討入りするにも予算が必要。その上限は8400万!というのだ。
しかし世間的には空気的にも仇討しないと絶対にまずい!
しかし世間的には空気的にも仇討しないと絶対にまずい!
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正月の風物詩である「忠臣蔵」をテレビで見るのもいいが、気分転換に大スクリーンで見るのもいいかも知れない。
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