テレビの青春学園ドラマの先駆けとなった「青春とはなんだ」(1965年)が放送されたときは中学生のドンピシャ世代。このドラマはスポ根ドラマとしても欠かさず見ていた。夏木陽介といえば熱血漢教師のイメージ。
その翌年のドラマ「これが青春だ!」となり、これには第2代目の竜雷太が教師役を引き継いだ。映画「これが青春だ!」では夏木が主演だった。
夏木陽介は1958年に東宝に入社し黒澤明監督の「用心棒」などに出演。映画界の斜陽化が進むとテレビに重心を移し、1965年にドラマ「青春とはなんだ」に教師役で主演、好評を博した。映画「これが青春だ!」に出演後、「用心棒」で共演した三船敏郎に請われて三船プロに入り、TBS「Gメン’75」(75~79年)の小田切警視役などドラマを中心に活躍した。
1982年に個人事務所「夏木プロダクション」を設立し、賀来千香子ら後進の育成にも力を注いだが、2014年に高齢を理由に事務所を解散。2015年に「オフィス夏木」を設立して仕事を続けていた。生涯独身を通した。
青春時代の熱血教師のご冥福を祈ります。
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