DVD化されていない映画のDVDを注文生産?
だれもが知っている映画ではなくても、自分の思い出に強く残る名作・傑作映画があるもの。そうした映画の中から、これまでDVDで発売されなかった作品を初めてDVD化するという企画がTSUTA○○の「復刻シネマライブラリー」。
TSUTA○○によれば、以前は、VHSでしか発売されていない映画が、中古オークションのサイトで50,000円も超える高値で取引されることが数多くあった。そういった映画を、画像が劣化していない、身近なDVDで観られる形で、もっと手ごろな価格で届けするため、新たにMOD(Manufacturing On Demand)という仕組みを導入し、ハリウッドに赴いて交渉し映画をMOD方式で、TSUTAYAで発売する許諾を得たという。
復刻シネマライブラリーでは客の注文を受けてからDVDを生産し、店舗や自宅に届けるというもの。
日本で劇場未公開作品でもソフト化されている映画がたくさんあり、大規模公開された洋画は大抵ソフト化されているはず——。そう思っている人は多いだろう。
しかし、それは1980年代前半に家庭用VHSが普及し始めてからの話だという。
「E.T.」(1982)や「バック・トゥ・ザ・フューチャー」(1985)の前、「映画は映画館で観るもの」だった頃の作品は、よほどの人気作・大作以外は国内でソフト化されていないか、VHS化はされてもDVD化はされていないのが実情。
そんな中、代官山・蔦屋書店ではこれまでDVD化されていなかった名作3千数百本のラインナップをカスタマーの注文に応じて店頭でDVD化する「オンデマンドDVDサービス」を2011年末のオープン時から行ってきた(インターネット通販もあり)。
注文の動機の大半が「劇場で観て夢中になった思い出の映画をまた観たい」というもの。現在50歳代の映画ファンによる、70年代アメリカ映画のオーダーが目立つという。
気になる価格は?
調べてみると、だいたい4,000円くらいのようだ。
高いか安いかはユーザー次第ということになりそうだ。
これまで”まぼろしの名作”などといわれていた映画も、見られるかもしれないので、
なかなか面白い企画だ。
・・・
ブログ友のsadaさんが、きょうコメントで「なかなか観られなかった『鞄を持った女』がご注文に応じて名作映画を、DVDで…という企画で復刻されました。早速注文、っす(笑)」とあったので、ネットで調べて記事にした。この映画は、遠い昔テレビで一度見ただけだが、クラウディア・カルディナーレが、若いが”年上の女”を演じていた。
■なんでも復刻して記事にするブログです♪
(「fpd記事 復刻ライブラリー」)
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
「にほん映画村」に参加しています:ついでにクリック・ポン♪。