天下のアラン・ドロンの映画なら、DVDでいつでも見られそうだが、”飛んでも八分(はっぷん)、歩いて15分(シャレね)”というビデオ化されていない作品が存在する。
それが「栗色のマッドレー」(1971年10月23日に劇場公開)だ。
この映画は、ドロンをめぐる三角関係の映画だった。
ブログ友のジュリアンさん、スコみはさん、Astayさん、GH字幕さんなどが再三取り上げている作品だ。VHSに録画して持っているぞ、という方がおりましたら、上記の方々にご連絡を(笑)。(注:字幕さんは所有しているとのこと。)
テレビでは、何回か放送された。
地方局では、1970年代半ばに、何度か再放送されているようだ。
しかし、日本では字幕版で放映されたことはなく、ビデオグラム化されたこともない。世界中のどこを見渡しても、ビデオグラム化された国はない。
この一件で、レイが「栗色のマッドレー」の音楽の権利をチプリアーニに譲り渡したために、サントラCDも含めて映像もソフト化されなかったと推測されるのである。
詳細は、GH字幕さんが解説している。
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