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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">ドロン映画でも簡単にみられない映画「栗色のマッドレー」。</span>

 
天下のアラン・ドロンの映画なら、DVDでいつでも見られそうだが、”飛んでも八分(はっぷん)、歩いて15分(シャレね)”というビデオ化されていない作品が存在する。
 
それが「栗色のマッドレー」(1971年10月23日に劇場公開)だ。
この映画は、ドロンをめぐる三角関係の映画だった。

ブログ友のジュリアンさん、スコみはさん、Astayさん、GH字幕さんなどが再三取り上げている作品だ。VHSに録画して持っているぞ、という方がおりましたら、上記の方々にご連絡を(笑)。(注:字幕さんは所有しているとのこと。)
 

 
テレビでは、何回か放送された。
まずは、1973年9月20日の東京12ch(現テレビ東京)「木曜洋画劇場」。
地方局では、1970年代半ばに、何度か再放送されているようだ。
そして、1977年1月19日に日本テレビ系列「水曜ロードショー」で吹替キャストが一新されて放映された。
 

 
しかし、日本では字幕版で放映されたことはなく、ビデオグラム化されたこともない。世界中のどこを見渡しても、ビデオグラム化された国はない。

その原因の一つと言われているのが、音楽のフランシス・レイステルヴィオ・チプリアーニとの間に勃発した「ある愛の詩」メインテーマを巡る盗作問題だ。

この一件で、レイが「栗色のマッドレー」の音楽の権利をチプリアーニに譲り渡したために、サントラCDも含めて映像もソフト化されなかったと推測されるのである。

詳細は、GH字幕さんが解説している。
 
 
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