fpdの映画スクラップ貼

「名作に進路を取れ！」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">訃報：俳優・根津甚八、死去。69歳。</span>

俳優・女優・監督


２０１０年に俳優を引退した根津甚八が２９日昼過ぎ、肺炎のため亡くなったことがわかった。６９歳だった。所属事務所が発表した。
 
根津甚八というと映画は、黒澤明監督の「影武者」「乱」などがあるが、印象的なのは「さらば愛しき大地」（キネマ旬報主演男優賞受賞）。１９９３年に撮影で落馬し腰椎（ようつい）を損傷。２００４年７月に人身事故を起こし、被害者が亡くなってからは、公の場に出ることがなくなっていた。
 
その後、うつ病も患い、持病の椎間板ヘルニアも悪化したことや、右眼下直筋肥大を発症するなどして、２０１０年に俳優を引退した。

しかし、2015年9月26日に公開された石井隆監督による「ＧＯＮＩＮサーガ」では、俳優業を引退していた根津甚八が石井監督の強い要望に応え、11年ぶりに1作限りの復帰を果たした。この作品が、根津甚八の遺作となった。「ＧＯＮＩＮサーガ」は、1995年公開の「ＧＯＮＩＮ」から19年後を描いた作品で、主演は東出昌大だった。

 主な映画出演作品：
 「濡れた賽の目」（1975年）
 「任侠外伝・玄海灘」（1976年） 

 「その後の仁義なき戦い」（1979年） 
 「影武者」（1980年）　☆☆☆☆
 「無力の王」（1981年）
 「駅 STATION」（1981年）　☆☆☆☆
 「さらば愛しき大地」（1982年）☆☆☆☆
 「この子の七つのお祝いに」（1982年）
 「キッドナップ・ブルース」（1982年） 　　　　　　　　　　　　黒澤明監督作品にも出演。
 「だいじょうぶマイ・フレンド」（1983年）
 「乱」（1985年）　☆☆☆☆
 「吉原炎上」（1987年）　☆☆☆
 「この愛の物語」（1987年）
 「竜馬を斬った男」（1987年）
 「肉体の門」（1988年）
 「226」（1989年） 
 「ラッフルズホテル」（1989年）
 「タスマニア物語」（1990年）
 「よるべなき男の仕事・殺し」（1991年）
 「月下の蘭」（1991年）
 「ジェームス山の李蘭」（1992年） 
 「ゴト師株式会社 悪徳ホールをぶっ潰せ!」（1993年）
 「ヌードの夜」（1993年）　★★
 「NOBODY」（1994年）
 「天使のはらわた 赤い閃光」（1994年）
 「夜がまた来る」（1994年）　★★
 「ゴト師株式会社II」（1994年）
 「ゴト師株式会社III」（1994年）
 「ルビーフルーツ」（1995年） 
 「さよならニッポン!」（1995年） 
 「ゴト師株式会社スペシャル 警視庁防犯課第5104号事件」（1995年）
 「GONIN」（1995年） 
 「南の島に雪が降る」（1995年） 
 「GONIN2」（1996年） 
 「幻想・アンダルシア」（1996年）
 「Morocco 横浜愚連隊物語」（1996年） 
 「Morocco 横浜愚連隊物語2」（1996年）
 「SAWADA 青森からベトナムへ ピュリッツァー賞カメラマン沢田教一の生と死」（1997年）（声） 
 「夏時間の大人たち」（1997年）
 「不機嫌な果実」（1997年）　
 「ラブ・レター」（1998年）　☆☆☆
 「黒の天使 Vol.1」（1998年）
 「たどんとちくわ」（1998年）
 「借王 ナニワ相場師伝説」（1999年）
 「dead BEAT」（1999年）
 「金融腐敗列島 呪縛」（1999年）　☆☆☆☆
 「梟の城」（1999年）
 「千里眼」（2000年） 
 「死者の学園祭」（2000年） 
 「ekiden 駅伝」（2000年）
 「RED SHADOW 赤影」（2001年）
 「熊本物語」（2002年）
 「許されざる者」（2003年） 
 「ドラゴンヘッド」（2003年）
 「るにん」（2004年）
 「GONIN サーガ」（2015年） 

翌日（30日）付けのスポーツ新聞なども大きく報じた。


 
ご冥福を祈ります。


↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
「にほん映画村」に参加しています：ついでにクリック・ポン♪。