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<span itemprop="headline">訃報:女優・白川由美、死去。79歳。</span>


テレビドラマ「Doctor-X」、映画「小早川家の秋」などに出演した女優の白川由美が、14日に亡くなったことが
15日、分かった。79歳だった。

白川由美さんは俳優の二谷英明さんの妻。
元女優で現在はトライグループの社長を務める二谷友里恵は長女。

白川由美は1955(昭和30)年に東宝入社。同年、青柳信雄監督の「ならず者」でデビューした。清らかな雰囲気とスラリとしたスタイルが評判を呼んだ。

1964(昭和39)年に二谷英明と結婚。おしどり夫婦としてドラマ「フルムーン旅情ミステリー」にも出演。二谷英明は2012年に肺炎のために81歳で亡くなった。

多くのドラマに出演したが、大ヒットしたドラマ「家政婦のミタ」では家政婦紹介所・晴海所長を好演。NHK朝の連続ドラマ「おひさま」では宮澤節子を演じたほか、映画では小津安二郎監督の「小早川家の秋」のほか「美女と液体人間」などの特撮映画に出演し、幅広く活躍して多くのファンから愛された。

サザエさんシリーズや特撮ものなど幅広い作品に出演。
清楚・知的な美貌から広い人気を博した。

1964年(昭和39年)に結婚、長女・友里恵を出産(歌手の郷ひろみは白川の元娘婿)。これを機に活躍の場をテレビドラマの世界にシフトし、1980年代後半から「家族ゲーム、「ママハハブギ、「予備校ブギ」、「パパとなっちゃん、「父母の誤算」、「結婚物語、「新婚物語と母親役を演ずる機会が増えた結果、若年層の間でも広く支持され、母親にしたいタレントでも上位ランクインの常連となる。


2004年
(平成16年)、就寝中にベッドから転倒し軽傷を負い、高齢であったこともあり関係者から復帰が危惧されたが、短期間で無事に仕事に復帰。その後も「ハケンの品格」「家政婦のミタ」(写真)など話題作に出演した。

ご冥福を祈ります。


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