アカデミー賞のノミネート(候補)作品をはじめ、新作がこれから続々と公開される。
まず注目されるのはアカデミー賞で有力作品の一角を占めている「レヴェナント 甦えりし者」「マネー・ショート 華麗なる大逆転」「オデッセイ」などである。
「レヴェナント」の副題が”甦えりし者”とあるのは、仲間の裏切りで息子の命を奪われた男が、死の淵から蘇えり、復讐のサバイバルの旅に出るというもの。4月公開。
「オデッセイ」は、地球から2億キロ以上離れた火星に置き去りにされ、絶望に立ち向かう宇宙飛行士がいかに知恵を絞って戦うのか、これもサバイバル映画。2月5日公開。
「これが私の人生設計」は、イタリアで大ヒットした作品で、実在の女性建築家のプランを映画化。笑って、ハラハラのイタリア発の建築エンターテイメント映画。
「SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁」は、英国アカデミー賞・エミー賞受賞ドラマの映画版。人気急上昇中のベネディクト・カンバーバッチ&マーティン・フリーマンのコンビが見所。2月19日から期間限定特別ロードショー公開。
「AUTOMATA オートマタ」は、2044年の地球が舞台で、人類は2,100万人に減少し、人類存亡の危機のなかで、生き残りをかけて人型ロボット「オートマタ」が開発されるのだが・・・。人工知能(AI)ロボットの時代幕開けを告げるような作品。
日本映画では、NHKドラマとして放送された「64 ロクヨン」が映画化され、前編・後編と2部立てで、5月、6月に公開される。最近、一度に撮影して、前・後編で公開される例が多くなってきた。製作費を抑えるのが目的らしい。
昨年「ビリギャル」でヒットを飛ばした有村架純が、立て続けに主演するのが「僕だけがいない街」と「I AM A HERO アイ アム ア ヒーロー」(タイトルがダサい)の2本。有村架純(22歳)を見ていると、10年後には竹内結子並みの女優になっているのではないかと期待。
「シン・ゴジラ」は、ゴジラシリーズの第29作である。「ゴジラ FINAL WARS」以来約12年ぶりの日本製作のゴジラシリーズとなる。総監督・脚本は庵野秀明、監督・特技監督は樋口真嗣、主演は長谷川博己。
山田洋次監督の「男はつらいよ」以来20年ぶりという久々の喜劇が「家族はつらいよ」。「東京家族」のスタッフ・キャストがほとんど出演。キャッチフレーズが「妻よ、笑顔をください。夫よ、離婚を下さい。」というのがおかしい。3月12日公開。
「殿、利息でござる!」は、”千両(現在の1億円)集めて、ビンボー脱出!!”がキャッチコピー。 庶民 vs お上!の戦いを描く。5月14日公開。
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