fpdの映画スクラップ貼

「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

映画「イニシエーション・ラブ」3回目を見る!

 
 
映画「イニシエーション・ラブ」をまたまた見た。実は3回目。
 
原作は映画化不可能と言われていたらしい。確かに・・・。
原作は読んでいないが、漏れ伝わってくるところでは、映画は原作のエンディングの後にさらにプラスアルファを足している。原作では、最後の2行の衝撃があっと言わせるものだが、映像では、それに加えて、興味深い「あっ!」が待っている。
 
映画の宣伝文句に、「あなたは必ず2度観る」とある。
実はこれを見たあと、すぐに2度目を見ていた。そして、改めて昨日、再再見した。
今年、あと2-3回は見ることになるかも知れない。
 
脚本がよくできているのと、原作を読んだ読者が、「主演が前田敦子?じゃ、見たくねぇ」とイメージが違うと非難轟々の中、映画が公開されたが、観客の大半が、「すみませんでした。」と謝るくらいの、小悪魔的な魅力が全開の前田敦子だった。
 
この前田敦子の、自然体の演技ぶりは、「もらとりあむタマ子」で存分に証明されていた。AKB48の絶対的エースなどと言われていた前田敦子だが、映画では、「もしドラ」など失敗作と言われた。「苦役列車」では、出番が少ないながら、やや評価されてきた。「もらとりあむタマ子」で、女優としてすごいと評価され、「イニシエーション・ラブ」である。
 
映画は「Side A」と「Side B」というように、レコードのA面、B面というように、前半と後半の二つのパートが描かれる。前半では、男に対して、「誘惑するような」魅惑的な女性を演じ、後半では「男にすがるような」弱々しい乙女チックな女性を演じている。
 
■予告編は、一貫して「あること」を隠したつくりになっている。
■観客を初めから、スリード(=騙される方向に誘導)している。
 
 
(YouTube再生不可の場合、直接:https://youtu.be/NNEJ_dJHnyU)
 
80年代の懐かしい音楽が、背景にガンガン流れてくるのがいい。
松田翔太木村文乃、三浦貴大など、若手役者もなかなかいい。
ラストシーンは何度見ても、「ワォ~」と声を上げる(爆)。
 
実は、主人公の女性は、相当の○女だった!
 
 
 
 
 
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
 「にほん映画村」に参加しています:ついでにクリック・ポン♪。