メガバンク・東京第一銀行を舞台に、支店統括部「臨店班」の花咲舞(杏)と相馬健(上川隆也)が全国の支店で起きる数々の事件に挑む。弱者のため、理不尽な相手を一喝し、不祥事を一刀両断する痛快ストーリー。
塚地武雅(むが)、甲本雅裕、大杉漣、生瀬勝久など主要キャストはそのまま。
塚地武雅(むが)、甲本雅裕、大杉漣、生瀬勝久など主要キャストはそのまま。
第2話からは舞に恋心を抱く五反田支店の融資課員として成宮寛貴が新キャストに加わる。
父娘を演じる杏と大杉漣
第1話:
舞(杏)と相馬(上川隆也)がコンビを組んで1年余りが過ぎた。ある日二人は、投資信託トラブルを起こした日本橋支店へ臨店する。顧客の諸角産業が、三千万円の投資信託を購入し半年後に解約したところ、三百万円の損失が出た。
しかし、実際には、支店長は「元本割れはしない」といえばいいと、投資信託を得意先に押し付けさせられる女子行員の北原。買わされた客は、大幅な元本割れで訴訟に踏み切ることに。女子行員は責任を取らされ退職に追い込まれそうになるが、花咲舞などの調査で、辞めさせられた行員の多くが、支店長の理不尽な命令で退職を余儀なくされたことが明らかになり・・・。
・・・
一話完結なので、継続してみる予定。
毎回のストーリーは変わるが、銀行内の上層部では、権力闘争が繰り広げられることが暗示されていた。常務に昇進し、行内で勢いを増していたかに見えた真藤(生瀬勝久)だったが、ニューヨーク支店から、かつての真藤のライバル・堂島正吾(石橋凌)が専務として戻ってきたからだ。堂島は、真藤をみるなり「これからは君の思うようにはさせないよ」と釘を刺した。堂島の苦々しい表情が、今後の熾烈な行内バトルを予感させた。
このドラマの面白さは、花咲舞の「お言葉を返すようですが・・・」の決めゼリフで、横暴な支店長などをぎゃふんと言わせ、毎回スカッとさせる展開が見所。
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