映画「クロサワ映画」(2010)の続編「クロサワ映画~笑いにできない恋がある~
2011」(2011)を見た。こちらは前作の、まさかの”ドッキリ”はなかったが、ラストにまたまたどんでん返しがあった。
前作では、2度のドッキリがあり、今回も黒沢かずこが、韓国人と恋に落ちるが、女芸人の仲間たちからは、「またドッキリじゃないの?」と言われるが、「今回は、すみずみまでカメラをチェックしたもん」とホンモノだという。
笑いは取れても恋とは無縁、クリスマスも仕事に明け暮れる人気芸人の切ない恋心と葛藤を、涙と笑いを交えてつづる。
・・・
黒沢と大久保はたまたま、ふたりの韓国人と出会う。
日本語が分かる韓国に住む韓国人と、日本語ができない日本に住む韓国人の二人。このふたりの韓国人に、自分たちは女芸人であることを隠し、女子アナだということで通そうとするが・・・。
黒沢は、女芸人であることが知られてしまい、謝るが、「それは許します」という相手にはさらにその上を行く隠し事があった! 一方、大久保は、相手とうまくいっていたが、「大久保さんは大好きだが、顔が嫌い。見た目はお金で買えます。整形してください」と言われる始末。相手は整形の費用も出すといい、整形に挑戦するのだが、相手から返ってきた言葉は「整形の顔も好きではない」だった。
鬼奴は、中学生時代の同級生の今はIT企業の金持ちが近づいて来るが、その男が陰では「人気芸人と付き合っているといえばハクがつく」などと利用しているコトバをこっそり耳にしてしまう。そこで取材で、相手の悪口(性癖)などを暴露してしまい、テレビで放送されてしまい相手は狼狽、逃げてしまう。
いろいろなことが起こり、また女芸人4人が集まる。
前作同様に、女芸人の悲哀とつかの間の夢などを描いていて面白い。
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