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<span itemprop="headline">スタンリー・キューブリック監督の名作4本が、劇場公開へ(3月7日命日~)。</span>


















20世紀の巨匠の一人、スタンリー・キューブリックの名作「時計じかけのオレンジ」「フルメタル・ジャケット」などの代表4作品が、キューブリックの命日にあたる3月7日から劇場公開されることが決定した。

上映作品は、「時計じかけのオレンジ」(1971)、「フルメタル・ジャケット」(1987)、「バリー・リンドン」(1975)、遺作となった「アイズ ワイズ シャット」(1999)の4本。

本上映は株式会社キネマ旬報の映像ディストリビューション子会社、キネマ旬報DD社によるもので、映画館のデジタル化により上映機会が減少しつつある昨今、20世紀に活躍した監督、名優たちの名作を上映する「ムービーマスターズ」の第1弾として企画されたもの。

キネマ旬報DDは、色あせることのない映画人の魅力を次世代につなげることを目的に、キネマ旬報編集部と連動し、本特集上映と同名の書籍(「ムービーマスターズ」)も出版していく予定という。

この数年話題になっているかつての名作をスクリーンで見られる「午前十時の映画祭」のような新たな企画として映画ファンにはうれしい企画だ。

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時計じかけのオレンジ」は、ルコム・マクダウェル主演でアンソニー・バージェスの同名ディストピア小説を映画化。未来の管理社会を舞台に、暴力と欲望におぼれる非行少年の姿を描き、公開当時はショッキングな内容で大きな話題になったキューブリックの代表作のひとつ。


アイズ・ワイド・シャット」(1999)は、トム・クルーズが、秘密クラブに迷い込む体験を描いた問題作で、当時妻だったニコール・キッドマンが共演。



フルメタル・ジャケット」(1987)は、字幕の一字一句までチェックするキューブリックが、戸田奈津子の鬼軍曹・ハートマン(写真)の超がつくほどのダーティワードの台詞をオブラートに包んだのかどうか知らないが”意訳”したのが気に入らず原田眞人が起用されたが、これがまた原文に忠実に、を要求されたことからヘンテコな日本語で逆に話題になった(例:”まるでそびえたつクソだ!”など)。(このあたりはGH字幕さんが詳しい。)


バリー・リンドン」(1975)は、18世紀の時代背景を映し出したのが
評価され、アカデミー賞の撮影賞、歌曲賞、美術賞、衣裳デザイン賞を受賞した。ただ、興業的には失敗に終わり、続く作品「シャイニング」をヒットさせた。

時計じかけのオレンジ」「バリー・リンドン」「フルメタル・ジャケットアイズ ワイド シャット」は、3月7日から東京・池袋の新文芸坐ほか全国で順次公開

池袋文芸座:3月7日の先行上映(オールナイトほか)のあと、同劇場にて、
3/29(日)〜31(火)「博士の異常な愛情」「時計じかけのオレンジ
4/1(水)・2(木)「バリー・リンドン


これらは第一弾ということで、第2弾、第3弾が期待される。


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