一か月前から闘病していたという。
1953年に映画デビュー。
イタリア、フランスなどで活躍した後、ハリウッドにも進出し、ジャック・レモンと共演した米映画「女房の殺し方教えます」
ヴィルナ・リージの映画では、劇場で見た最初の作品は「雨のエトランゼ」(1971)でヘルムート・バーガーと共演し、破滅的な男女を演じたのが印象に残る。
「エスピオナージ」(1973)は、東西冷戦時代の西ヨーロッパにおける諜報(=エスピオナージ)活動を、各国の虚々実々の駆け引きを織り交ぜつつ、リアルかつ重厚に描いていた。ヘンリーフォンダ、ユル・ブリンナー、ダーク・ボガードなどの名優が出演していた。
「火曜日ならベルギーよ」(1969)は、スザンヌ・プレシェット主演のラブ・コメを中心としたお気楽な観光コメディー。ヴィルナ・リージは、チョイ役だったが、豪華キャストがワンシーンで登場するなどが話題だった。ベルギー編では、カトリーヌ・スパーク、アニタ・エクバーグ、ジョン・カサヴェテスなどが出演。
「地上最笑の作戦」
主な出演作品:(鑑賞:8本)
「金と女と機関銃」 VITE PERDUTE (1959)
「100人のスカート作戦」 5 Marines Per 100 Ragazze (1961)
「地上最笑の作戦」 Il Giorno Piu Corto (1962) ★★
「エヴァの匂い」 Eva (1962) ★★
「黒いチューリップ」 La tulipe noire (1964) ★★
「カサノヴァ'70」 Casanova '70 (1965)
「女房の殺し方教えます」 How to Murder Your Wife (1965) ☆☆☆☆
「蜜がいっぱい」 Signore & signori (1966)
「おれの女に手を出すな」 Not with My Wife, You Don't! (1966)
「クィーン・メリー号襲撃」 Assault on a Queen (1966)
「25時」 Le Vingt-cinquième heure (1967)
「女と将軍」 La Ragazza e il generale (1967)
「火曜日ならベルギーよ」 If It's Tuesday, This Must Be Belgium (1969) ☆☆☆
「サンタ・ビットリアの秘密」 The Secret of Santa Vittoria (1969) ★★
「狼の賭け」 LE TEMPS DES LOUPS (1969)
「雨のエトランゼ」 Un Beau Monstre (1970) ☆☆☆
「特別な遊び~揺れる女」 GIOCHI PARTICOLARI (1970)
「青ひげ」 Bluebeard (1972)
「エスピオナージ」 Le Serpent (1973) ☆☆☆
「名犬ホワイト/大雪原の死闘(1974)
「美しき少年/エルネスト」 Ernesto (1979)「スキャンドール」 La cicala (1980)
「コロンブス/大いなる生涯」 (1985)
「ニューヨーク恋物語」 (1988)
「王妃マルゴ」 a Reine Margot (1994)
「心のおもむくままに」 Va' dove ti porta il cuore (1995)
「デザート・オブ・ファイアー」 DESERTO DI FUOCO (1997)
ご冥福を祈ります。
※ジュリアンさんのブログの背景写真はヴィルナ・リージの「雨のエトランゼ」がたくさん並んでいる! こちら:http://blogs.yahoo.co.jp/k1f2a3185914
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