「ジャッジ!」(2014)を今朝一番の時間帯(8:50~)で見てきた。
MOVIXさいたまでは、山田洋次監督の「小さいおうち」などの初日とあって、混んでいたが、「ジャッジ!」は、ガラガラではあったが。
「ジャッジ!」は、世界的にも有数の広告祭(サンタモニカ国際広告祭)に参加することになった新人広告マンが、自社CMのグランプリ獲得を目指して奔走するさまを描いたコメディー。
俳優・女優陣が豪華。妻夫木聡、北川景子、豊川悦司、鈴木京香、でんでん、リリー・フランキー、伊藤歩、荒川良々、加瀬亮、玉山鉄二など豪華キャストで、最後まで飽きさせない展開。鈴木京香の国際社会での貫録ぶりと、北川景子の英語も
抜群で見どころ。北川景子はドラマ「独身貴族」に続き魅力的で、fpdお気に入り女優のベスト10圏外から一気に「3位内」に入ってきた。
CM制作の裏事情などをコミカルに描くと同時に、ラブ・コメ要素も入れて、最後のオチもピリッとしていて痛快。北川景子が、ラスベガスでギャンブルができるというので、ダメ広告マンについていくが、現地にはボーイフレンド(玉山鉄二)もいて・・・。
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広告代理店・現通で働く太田喜一郎(妻夫木聡)は、情熱は人一倍だが、腕はイマイチという落ちこぼれクリエイター。お人好しな性格が災いし、いつも身勝手な上司・大滝一郎(豊川悦司)の尻ぬぐいをさせられてばかりだ。
この二人、名前をアルファベットで書くと、Ootaki IchiroとOota Kiichioと瓜二つ。ある日、太田は大滝から「自分の代わりに代わりにサンタモニカ広告祭の審査員をやってほしい」と頼まれる。この広告祭で、会社が担当するCMが受賞しないと自身がクビになるからだった。そのことは太田には伝えない。
年に一度、世界中の一流クリエイターが集まって、最高のCMを決める輝かしい舞台。夜ごと開かれるパーティーにはパートナーの同伴が必要と知った太田は、仕事も英語もできるが、ギャンブル好きの同僚・大田ひかり(北川景子)に「1週間だけ”偽の奧さん”になってほしい」と頼み込む。この大田ひかりは、会社内の上司からは、”できるほうのオオタ”と呼ばれているが、無類の競馬などのギャンブル好き。仕事中も競馬の実況を聴いたり、競馬新聞を読んでいる。
普段から太田をバカにしているひかりは、「なんで私が」と一度は断ったが、サンタモニカとギャンブルの街・ラスベガスが近いと知り、しぶしぶ同行を決めた。
大滝から「広告祭のことなら全部この人に聞け」と紹介された鏡さん(リリー・フランキー)は、資料保管室の窓際社員。教えてくれたのは英語のフレーズをいくつかと、“ペン回し”のやり方、あとは大量のオタクグッズを手渡されただけだ。いよいよ開幕する審査会。そこで彼を待っていたのは、クセ者揃いの審査員たちだった・・・(宣伝HPより)。
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日本映画だが、外国のどたばたコメディかラブコメを見ているような雰囲気がいい。リリー・フランキーは、数年前の「ぐるりのこと。」で初めて見て、法廷画家というあまり知られていない役柄だったが、ひげのもさっとしたおっさんだなあと思っていたら、その後の活躍ぶりには驚かされる。「モテキ」「凶悪」「そして父になる」などだ。審査員として登場する外国人も曲者揃いで笑わせる。荒川良々がブラジル人の審査員として登場。ほかの外国人審査員も自国の自分の押すCMが賞を獲れるようにあの手この手で働きかける。
北川景子が痛快でかっこいい・・・に尽きる映画だ(笑)。
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