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<span itemprop="headline">映画「ジャッジ!」(2013)2回目 (地上波初放送も惨敗)</span>



妻夫木聡主演の映画「ジャッジ!」(昨年1月公開)は、映画公開時に劇場で見たが、2月28日土曜日午後9時より、フジテレビの「土曜プレミアム」枠で地上波初放送されたので再見したが、視聴率は惨敗を喫したようだ。

映画は落ちこぼれの広告マン・太田喜一郎(妻夫木聡)が、上司の大滝一郎(豊川悦司)から世界最大の広告祭「サンタモニカ国際広告祭」の審査員の仕事を押し付けられ、会社の同僚である大田ひかり(北川景子)と夫婦という設定で現地に渡って奮闘するコメディ。共演は、鈴木京香リリー・フランキー玉山鉄二荒川良々新井浩文木村祐一伊藤歩など。




地上波では初の放送とあって、それなりの視聴率が期待されたが、弾き出された数字は6.1% (数字は以下、すべて関東地区)と、サンタクララもびっくりのサンタ(惨た)んたるものだったという。

裏番組の草なぎ剛主演のドラマ、土曜ワイド劇場・特別企画「スペシャリスト3」(テレビ朝日)が14.8%の好視聴率をゲットし、「ジャッジ!」にダブルスコア以上の大差をつけた。

同日午後9時台の他局は、日本テレビ学校のカイダン」(広瀬すず主演)第8話が
7.6%、TBS「世界ふしぎ発見!」が11.5%、テレビ東京出没!アド街ック天国」が10.5%、NHK土曜ドラマ限界集落株式会社」(反町隆史主演)最終回(第5話)が6.2%で、「ジャッジ!」は同時間帯で最低だった。

視聴率が低迷するNHK大河ドラマ「花燃ゆ」(日曜日午後8時~)第9話(3月1日)は、前週の東出昌大(久坂玄瑞)に続き、高良健吾(高杉晋作)の上半身裸のシーンを投入したものの、視聴率は12.9%で、0.1ポイントダウンで伸び悩み。

第17話(4月26日放送)まで出演予定で、先にクランクアップした伊勢谷友介(吉田松陰=寅次郎)は「10%に達していればいいのかなと。ちゃんと見ている人には伝わっているのでは」と、消極的ともとれる発言を残したが、現状の数字のままでは、大河ドラマとしてはなんともさびしいかぎり。

草なぎ主演「銭の戦争」(フジテレビ/火曜日午後10時~)第8話(2月24日)は12.6%で、前週より1.8ポイントダウン。こちらは、単純明快で面白い。

堀北真希主演「まっしろ」(TBS/火曜日午後10時~)第7話(同24日)は4.6%で、今クールのプライム帯の民放連ドラでワーストタイの視聴率。なんともお先まっしろ、いやまっくろの番組だ。

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「ジャッジ!」は、仕事は優秀だがツンデレOL役の北川景子は、飛び蹴りあり、英語力ありで見所だったが、”ちくわのCM”で、ちくわを覗くと未来が見えますといっても、視聴率は見えなかったのか。ゴールデンタイムに、映画のメガヒット作ならいざ知らず、そこそこの映画を持ってきても、それは惨敗するだろう。


番組編成の”ミス・ジャッジ”か。


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