銀座エリアからまた映画館が消える。残るは「シネスイッチ銀座」１館のみ。

東京のど真ん中の映画館街といえば、有楽町・銀座エリアでは、JR有楽町駅から降りてすぐのところにある「有楽町」エリアと帝国ホテルに向かって手前あたりの「日比谷」エリア、銀座三越方面の「銀座」エリアと３地区。

銀座エリアは、この３月に「銀座シネパトス」が閉館したのに続いて、５月には「銀座テアトルシネマ」が閉館する。これにより、銀座では「シネスイッチ銀座」が唯一の映画館となる。

閉館２館→

有楽町・銀座エリアでは、旧・日劇の後の有楽町センタービル（通称、有楽町マリオン）が、「東宝シネマズ日劇」「丸の内ピカデリー１・２・３」など集合しており、映画街の中心となる。

「丸の内ピカデリー３」というのは、丸の内松竹→丸の内プラゼールを経て現在の名称となった。「TOHOシネマズ日劇」は、２００２年に日本劇場、日劇東宝、日劇プラザの３館が「日劇 PLEX」となり、それが２００９年に現在の名称となったもの。

国内の映画館は、単館、名画座などが時代の流れで「シネコン」に押されている。

新作を大型スクリーンで上映する全国規模のシネコンの便利さは認めるが、粒ぞろいの名作を専門に上映する名画座の存在は捨てがたい。邦画の名作上映専門だった「銀座・並木座」が15年前に閉館した時は、”号泣”をこらえたfpdだった！？

大手シネコンにはかなわない。

２０１３年3月現在、主要なシネコン各社のサイト数とスクリーン数は以下の通り。「ワーナー」と「TOHO」がスクリーン数で圧倒しているようだ。