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<span itemprop="headline">ドラマ「メイドインジャパン」(NHKテレビ60周年記念ドラマ)が熱い!</span>


NHKメイドインジャパン」(全3話)のミニガイド
あいにく見えないようです↑こちら:http://www.youtube.com/watch?v=laXyUEeCYbA
 

 
NHKのテレビ放送60周年を迎える今年、第一弾となるのか「メイドインジャパン(全3話)の第2回放送を見た。第1回をあいにく見逃していたが、あらすじ、概要はつかんでいた。NHK大河ドラマ(おもに歴史もの)は見ないが、ビジネス最前線の現代劇となれば興味津々。
 
NHKドラマでは数年前の「ハゲタカ」以来の面白さ。
俳優では、民放のドラマ「不毛地帯」で主演だった唐沢寿明に上司役(会長)の岸部一徳はまたまた共演。わき役陣が豪華。特に味わいのあるのが高橋克実。そのほか、國村隼吉岡秀隆、あの「相棒」を卒業した及川光博平田満中村靖日、女優陣では、マイコ大塚寧々酒井美紀キムラ緑子などここ2-3年でなじみのある面々ばかり。
 
そんな役者の中で、出演映画は数本見ていたがノー・マークだった金井勇太(「告白」「ニライカナイからの手紙」「夕凪の街 桜の国」などを見ているが)が、秘められた過去のある新聞記者で素晴らしい演技を見せている。
 
メイドインジャパン」の今回のテーマが、現在不況、外国企業との戦い、日本沈没を象徴するような大手家電メーカーの地盤沈下などタイムリーな内容であり、引き込まれる。このドラマは、再放送も予定されており、第2話は、次の土曜日(9日)夕方にも放送される。最終回(第3話)は、9日夜9時放送。
 

 
ドラマの舞台となるのは、日本の最大手家電メーカーの衰退と倒産の危機をいかに乗り切るかといった男の戦いと家族を描いている。最大手家電メーカーといえばパナソニック(旧松下電器)だが、世界的なブランドを確立したSONYもミックスして、「タクミ電機」として”日本丸”の企業を作り上げ、迫りくる中国企業との戦いを描いている。
 
20年前に「メイドインジャパン」は品質、性能などで信頼ブランドとして世界的に確立したが、いまやそのイメージは揺らいでいる。
 
第2話の中で、「メイドインジャパンっていったいなんだ?」という問いかけがある。テレビを見ても、中身の液晶は台湾製半導体は韓国製、製造は中国だ、というのだが、それに対してタクミ電機の戦略室長・矢作(やはぎ)(唐沢寿明)はいう。手を胸に当てて「心だ」と。
 
このドラマ、いずれは「ハゲタカ」同様、映画化されるだろう。
普通のサラリーマンが必死に生きる姿を描いているので、共感を呼ぶことだろう。DVDか再放送などで「第1話」も見ておかないと。
 
NHKが制作にあたっては、内外の企業関係者約100人に取材したという。
日本ブランド、メイドインジャパンの衰退は「経営人材の劣化」と「やる気の喪失」が背景にあるという。
 
はたしてメイドインジャパンの復活は期待できるのか・・・。
 
 
 
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