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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">映画「オーケストラ!」(2010)</span>


映画「オーケストラ!」予告編
 


 
「オーケストラ!」(2010)は、単純なタイトルで、あまり関心はなかったが、評価が比較的良かったので見てみた。ニセ楽団の団員集めのドタバタ・コメディ・タッチの部分も多いが、ラストのコンサートでは、身を乗り出しそうになるほどの感動的なエンディングとなっている。
 
1980年、ロシア・ボリショイ交響楽団から多くのユダヤ人が連行され、それに反対した天才指揮者のアンドレイも楽団を解雇されてしまう。アンドレイはいつか復職する日を夢見て、30年にもわたり劇場清掃員として働いていた。
 
ある日パリのシャトレ座から送られてきたコンサートの出演依頼を見つけ、偽のオーケストラを結成することを思いつく。主演はロシアの名優アレクセイ・グシコフ、共演に「イングロリアス・バスターズ」のメラニー・ロランなど。ロランのバイオリンが素晴らしく、ほかの楽団員も、最初こそ不安そうな演奏ぶりだったが、やがて観客を感動の渦に巻き込んでいく。ニセ団員集めの様子は、まるで「七人の侍」。なかなか集まらないが、土壇場でなんとかセーフ。
 

 
アンドレイが、バイオリンのソリストにアン・マリー・ジャケ(メラニー・ロラン)にこだわった理由が明かされていく。アンは、いったんは断るが、物心つく前に両親が亡くなったと知らされていたが「コンサートに参加すれば、両親のことが明らかになる」と辞退を翻意するようにとすすめる団員の一言で、参加することになる・・・。
 

 
クラシックはあまり馴染みがないが、チャイコフスキーの協奏曲が耳に馴染み、心地良い感動映画になっている。ストーリーがシンプルなのがいい。物語は、事実をベースにアレンジしているという。
 
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